「窓辺の猫」第13回 猫が白目を剥く理由
我が家には2匹の猫がいます。
今回は、先住のセミという名の三毛猫の話です。
セミ猫は眠っているときに、白目を剥きます。毎回では無いのですが、これが結構な頻度なので気になっていました。特に今年は初夏から体調を崩していて、セミ猫にはアレルギーの疑いもありました。
白目をむく猫の顔がかわいいという感性の人もいるでしょうが、私にはどうしても苦悶の表情に見えます。しかも、その顔や体が、ピクピク痙攣するのです。
しかし、別段白目をむく事は、体調が悪くない時にも多いので「うちの猫って白目をむくんですけど、大丈夫ですか?」とは動物病院の先生に聞けませんでした。なんだか過保護で心配しすぎのような気がしたのです。
そして最近ネットで猫が白眼を剥く理由を解説している記事を読みました。もちろん、病気が原因ではありませんでした。
猫が白眼を剥く理由!
・眼球が大きい
・まぶたが短い
この2つのどちらかだと書かれていました。そして熟睡しているときに見られるのであれば心配ないそうです。猫が寝ているときに痙攣するのも夢を見ているからだという記事を読んだことがありますが、白目をむくのも同じ理由だったようです。
なんだ、熟睡しているだけなのか・・・。
到底、安心しきって幸せな表情で寝ているようには見えませんが、病気でないなら良いのです。
それにしても、セミ猫の眼球が大きいようには見えないので、きっとまぶたが短いのでしょう。鼻が低いつぶれ鼻と動物病院で言われたことがありますが、さらにまぶたも短いとは・・・。これも個性ですね。三毛猫で鼻が低くて、鼻垂れ模様で、まぶたが短くて、性格は真面目だけれども、甘え下手で可愛げがなくて。これも個性ですね。
いいのです。一般的には可愛くない猫でも。
私にとっては、私を救ってくれる唯一無二の猫なので。地味に見えて個性の強い猫の方が、私の相棒にふさわしいです。私も地味に個性の強い人間なので。