外国籍の生徒への対応

ようやく今年の正規の授業も終わり、ホッと一息と思いきや・・・
あるクラスの担任の先生が私の部屋にやってきて一言。
「○○(←外国籍の生徒)の個別指導をどこかでしてもらえない?」
何〜〜〜っ!!
と同時に、やっぱりそうかという気にもなった。

今では地域によって、中学で外国籍の生徒専門のクラスをつくっているところもあるんだとか。
ただ、話によると、家庭によっては日本語を全く使っていないことで、日本語での簡単な会話ができるのがやっとというケースもあるとか。
(私が聞いた話の範囲だけで、実際のところはどうかわからないが)
「教科書で何を書いてあるのかさっぱりわからない」
「先生の授業で何を言っているのかわからない」
そういった生徒が、こう思うのも当然だろう。
これは国籍問わずどんな生徒でも思うことかもしれないが、日本語の理解が追いついていない外国籍の生徒にとっては特に高いハードルを感じているんだとか。
(ちなみに「テストで30点をとるのが目標」と言っている生徒もいる)

私は今回のように、日本語の理解に乏しい外国籍の生徒を担当するのは初めて。
こういう生徒たちはどこの高校でも増えてくるだろう。
ちなみにこの生徒自体、礼儀正しく真面目なので何とかしたいところ。
ただ、今の私の勤務状況と学校の時間割を考えると、個別補習をするのが厳しい。
どげんかせにゃいかんのう。

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