この社会を受け入れてみることで自分の生き方が少しは見えてくる.
漫画 BEASTARS Vol.7でこんなセリフがあります.
アカシカで草食獣のルイが裏市の肉食獣の集まりの場(ここでは表世界では禁じられている草食獣の肉などが売られている)で地位を築く。ここでは縄張り争いも起きるのでそのトップに君臨するシシ組の長としてルイは生活をする。ルイはもともと食肉用として牢屋に閉じ込められていたが、ある人に助けられた。ルイは強くなりたかった、本当の意味で。
彼は強くなるためにシシ組に入り、なんとシシ組からは慕われる存在となった。そんなルイは自分のいるべき場所みたいなものが分かったのかもしれない。そう、社会を受け入れることで自分の行き方を見つけたかのように。
僕も社会を受け入れることにしてみた。学校での自分の振舞い方、家での振舞い方、そして講演会での自分の振舞い方。おそらく第三者の目線から見れば僕は僕であり、他の誰でもない。しかし僕はその場所その場所で自分の行き方が変わってきていると思う。学校ではバカやって、家では寡黙に、講演会に行った自分はまだ何者なのか定まっていない。今の自分には社会を受け入れるにはまだ抵抗を感じているのかもしれない。講演会に足を運ぶたびに思う、ここへ来る人々の活力の高さ。例えば役場の方なんかも参加されていたとき、あの方は仕事が終わった後に来ただろうにどうしてこんなにも元気なのだろう。僕は講演会に来ると少し委縮してしまう。
社会を受け入れた結果、講演会に行って社会の過酷さや困難さなどを身に染みて感じられる講演会(起業家の講演会)ではとても刺激的な時間を過ごすことができる。