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イベントキャストになった経緯と初心の話


はじめに

いらっしゃいませー!

このnoteは仮想空間でコミュニケーションを楽しむゲーム
"VRChat"を題材にした記事です。

この記事では、
私が初めてVRChatでイベントキャストを務めた経験について振り返ります。VRCではなんらかのイベントに参加することがあります。
その中でイベント開催側、初めての接客から2回目の接客までの過程や、
自分が感じていること、気を付けたことなどを記事とさせていただきます。

キャストになった経緯は?

なんだっけ・・・ごにょごにょワッフルいかがですかー?

VRChatでのキャスト経験はいつかしてみたい、
という気持ちではありましたが、
その当時はワールド紹介とNote記事執筆の始めたてのため、
更に手を広げるつもりはまだありませんでした。

そんな時、ありがたいことに無言勢だけのキャストが接客するカフェ、
Cafeクワイエット」主催にお声がけいただきました。

それまでに何度か交流はさせていただいておりましたが、
私自身が複数のコミュニティを渡り歩いている固定メンバーを持たない
流浪の民なものですので、それはもう突然に。という印象でした。

私はこのお声掛けが非常に嬉しく思い、即座にお受けしました。
というのも行動してみてから、合わなかったら改善すればいいので
何も経験していないまま悩む暇はありませんでした。

誠実であること、前向きであること

おまたせしましたーコーヒー豆1Kgでーす

さて、そんなこんなでお声がけいただいた経緯があったのですが、
私には特徴があります。
VR感度+パーソナルスペースが広い」ということです。
どういうことかというと、
私自身VR経験をする前から極端に人との接触を避けます。
まさに友達の家の人見知り猫のような。

キャストをする諸条件の一部としては以下のものでクリアしていました。

  • 出勤率は一定の回数あること

  • ゲストに話しかけられるコミュニケーション能力があること

私としては諸条件以外に主催側にデメリットになりえる話だけは
隠さず開示しておくことが重要でした。
私が対応できない役割というものが存在するからです。
ボイスチャットでの接客などは私は環境上、非常に難しいです。

私は主催をされる方を何より尊重したいと考えてます。
そのため、私を採用される際の立ち位置や期待する役割に沿えるかどうかが重要です。
それに至らない場合はお互いに不幸な結果になりますので、
誠実にお答えすることこそがお互いのメリットになりえると信じています。

初めての接客

はじめましてー!welcome underground…じゃないかー!

「Cafeクワイエット」への参加は受け入れられ、まずはお試しキャストということで初出勤させていただきました。

現実で過去私は個人居酒屋の接客対応をしていたこともあり、
まぁなんとかなるかなと思っておりました。
準備は、キャスト用のアバターのUV編集くらいでしょうか。
経験することで何が足りないかわかるため、今努力したところで方向性が違うこともあるだろう、と諸条件の内容だけを準備した必要最低限でした。

他の方に初出勤の印象としてはうまくRPできるのか、楽しませられるのか、など不安を感じながら参加している人たちが多くいたため、
ここまで楽観的な出勤は私くらいなものでしょうか?

ともかく、私は私の出来ることだけをするという心持ちでした。

が、初出勤を終え、なんとか対応した部分以上に、
自分の自分自身への期待値が高かったのだなと反省しました。

 2名を筆談で応対するなんと難しいことか
 目の前のお客さん以外のお客さんがどういった状況なのか
 本当に楽しませられているだろうかじわじわくる自分への自己嫌悪

とても良い緊張感でした。

評価は周りからされるもののため、上手くできていたかどうかは私が評価することではありませんので割愛しますが、
開催側でなければ味わえない何度も味わいたい経験がそこにはありましたので、私は正式にキャストをさせていただくことになりました。

2回目以降の接客

ちょっと改良!

初めての接客から課題点を感じた部分の修正を都度行っています。
一文が長いと感じたら短くする工夫。
ハンドジェスチャーの練度向上のために鏡前での確認時間を増やす。
身振り手振りを増やしてみる。
キャスト接客系のイベントに参加して技術を盗む。

それが接客に生きていて、お客様に満足させられているかはいまだにわかっていません。
ですが、工夫をすることによって、相手の反応を引き出す幅が広がることは事実です。

経験こそ、自分の腹落ちに至る重要なプロセスだと思います。
最初からすべてを100%こなせる人はいません。
更にいうなれば、2回目上手くいったとしても3回目が上手くいくものではありません。
その時その時に来てくださったお客様が楽しかったと言っていただけるように自分に最大限できることをする心がけと、事前の努力こそが本番に現れます。

きちんと自分も楽しみ、貰うこと

ちゃんと読めるか見直しタイム

さて、改善修正を自分語りに近しい内容でお送りしましたが、
忘れないようにしているのが、
何かを渡すことで、分け前をもらうことです。

例えば私の恩恵では、肩書としては火曜22:00の人気どころのイベントが並ぶ中、1,2分で埋まるイベントのキャストでいられることがイベント開催の名誉に近しいでしょうか?
そのイベントを維持・向上させるためにも私自身の接客技術向上は必須であるため、やっていることの方向性は一緒の方角を向いていると言えるでしょう。

また、来てくださるお客様はそんな貴重な時間を使って、無言勢のキャストさんの可愛らしい仕草ややり取りを見たい、交流したい、のんびりしたいという主目的を満たすことで、笑顔で帰ってくださり、Twitterなどで報告してくれます。

その時の嬉しさといったら・・・!
ゲストで参加するだけでは物足りないくらいの嬉しさがあります。
そして、普段参加されているキャストさんへの感謝の念が募ります。

おわりに

えーっとご注文テイクオフで!

そんなこんなで、私はキャストであることを楽しんでいます。
中堅どころになってきたな、教えられることが増えてきたな、となった際は
新たに記事としてNoteにすることでしょう。
幸いなことに私のいるイベントはとても優しい人たちが多く、それゆえ人気があるのだと思います。

それまでには、きっとイベント主催の心構えや、
トークデッキなどの構築方法など、私以外の方がNoteを通じて
発信してイベントの種類を増やすことを考えてくれるでしょう。

そんな世界がたまらなく待ち遠しいのです。
どの曜日でも初心者~上級者まで、今日はどのイベントを巡ろうか、
それとも交流してみようか、と人との交わりを選択できる世界。

貴方もキャスト側に回って、そんな夢を見てみませんか?

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