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あなたの話、空気読めない人に潰されていませんか?コミュニケーションの礼儀を学ぶ


はじめに

みんなとの会話をたのしむ

このnoteは仮想空間でコミュニケーションを楽しむゲーム
"VRChat"を題材にした記事です。

VRChatはバーチャル空間で画面の向こうの人と楽しく会話したり、ゲームしたりが主な遊び方になっています。筆者自身はVRChat内では一人でいることも多いですが、反面色んなイベントに顔を出すことも多いです。
現実ではなかなか出会えない刺激的な出会いや、凄いエネルギッシュな方が多くいらっしゃいます。
ですが、その反面コミュニケーション能力に難がある方も多くいることは皆さんも経験があると思います。

具体的なエピソードなどを出すと色々な環境に迷惑がかかるので、
かなり抽象化してあります。
ひと時のあるあるネタとして共感していただき、そういった人たちとの対処法を言語化していますので、そうだよねと納得していただけると幸いです。

人の話聞いてるようで聞いてない人

え、なんの話してたっけ?


コミュニケーションの基本は、相手の言葉に耳を傾けること。
ですが、人はしばしば生返事をして別の思考に移っています。

例えば、あなたがイベントの感想を話しているのに、
相手が別のイベントやソーシャルメディアを見ているような
素振りを見せたこと、ありませんか?
人の話を聞いていないとわかる瞬間、話す気力も失ってしまいますよね。

もしかしたら、あなたの話が退屈だったかもしれませんし、
その人にとって興味がない話だったのかもしれません。
普段の信頼関係や接し方によって、またその人に話そうと思うこともあるでしょう。
ですが、初対面の人にそうされると、良い関係を築きたいとは思えません。

人は本来、2つ以上のことを同時にはできません。
マルチタスクは、経験に基づいて物事を処理しているだけで、
実際には深く考えることはできていません。
コミュニケーションでは、相手の話を聞き、自分の言葉に置き換えて理解し、相手に伝わる言葉を考え、自分の考えを伝えるというプロセスを一瞬で行っています。

こんな処理を片方の天秤に載せながら、もう片方で別のことをするのはおかしいです。
人の振り見て我が振り直せとはいいますが、
会話中に別のことをするのはほぼ不可能ですし、
相手に気付かれることが多いです。
もし相手が会話中に別のことをしているように感じたら、それはコミュニケーション上の問題です。

そのような状況では、
「ちょっと気になってるけど、他のことに集中してる?」と優しく尋ねることが重要です。
これにより、相手は自分の行動を意識し、改める機会を持つことができます。
相互理解と尊重は、良好なコミュニケーションの基礎ですから。

それでも改善されなかったら?
諦めましょう、その人と貴方は相性が悪かったのですからお互いの時間の無駄になります。別の方や話題を探しましょう。

隙あらば自分語りってネタは実在する

俺の愛車、乗ってく?


隙あらば自分語り、
通称「隙自語」をする人は実在し、多くの場面で遭遇することがあります。

最初は相手が単に話したいのだと思い、話を聞いてあげるものの、
彼らはしばしば会話を自分中心に導きます。
自分の経験や自慢話を挟んで会話を一方的にし、
コミュニケーションの自然な流れを妨げます。

例えば、あなたが特定の話題について話しているときに、
突然自分のアバターや身の上話に話を逸らすことがあります。
これに対して、やんわりと指摘することも可能ですが、
効果がない場合も少なくないほどあります。
その場合は、お互いの理解のためにも、距離を置くのが賢明です。

心配はいりません、その人は他の誰かにも同じように話をしているでしょう。お互いにとって最良の選択は、時には距離を保つことです。

この話を見て、自分もやってしまったなと反省する方は経験談として、大丈夫です。自己反省できる人はそこまで隙自語をしてなくバランスに気を付けている人が多いです。
とても推しているキャラなどでちょっと熱を上げてしまっただけで、普段はそうじゃない時が大半でしょう。100%無事な人なんていません。
コミュニケーションは失敗しなければ身につかないのですから。

雑談イベントで会話したくないって何?

もしも~し、話聞いてる?

VRChatでは、様々な雑談イベントやコミュニケーションイベントが存在し、
人々の賑やかな会話を楽しむのも面白いです。
多くの人は、このような場でのんびり楽しんでいる一方で、
話しかけたり話しかけられたりして自然に雑談に花を咲かせます。

しかし、中には話しかけられても無反応であったり、一言も返さない人もいます。
特に雑談イベントに参加しながら会話をしないのは、理解しにくい行動です。
せめてマイクが不調ならチャットでコミュニケーションを取ることもできるはずですが、何も反応しない人もいるのです。

更に、特定の人としか話さないと豪語するような失礼な行動を取る人もいます。例えば、特定の性別としかフレンドにならない、特定のフレンド以外は無視するなどです。

これらの行動には、関わらずに距離を置くのが最善です。
筆者自身も時にはコミュニケーションに自信がないことがありますが、
それでも受け答えはきちんとしようと心がけています。
これによって、不快な状況を防ぐことができます。

ここまでくるとコミュ障というよりも、なぜ無差別の人が交流する場にやってきたんだ?と疑問を思わざるを得ませんよね。

正しいコミュとは?

お互い喧嘩した時も・・・あったよね?

さて、3パターンのコミュニケーション問題を出しましたが、
実際そうならないために自分がすべきことや意識することは何なのかを改めて立ち返ってみました。

相互理解と尊重

良好なコミュニケーションは、相手の意見を理解し尊重することから始まります。
たとえば、VRChatで誰かが趣味について熱く語っている時、その話を尊重し、興味を持って聞くことが大切です。

会話のバランスを考える

会話はテニスのようなもので、ボールを相手に渡すように話題を投げかけ、受け取ることが重要です。
自分だけが話し続けるのではなく、相手にも発言の機会を与えることで、より充実した会話ができます。

相手の言葉を一旦受け止める

相手が何を言っているかをしっかりと聞き、理解すること。
例えば、相手が何か悩みを打ち明けた場合、
即座に解決策を提案するのではなく、まずは共感を示し、理解を深めることが大切です。

無理はしない

コミュニケーションは無理に成立させるものではありません。
自分や相手が不快に感じるようなら、一度距離を置くことも必要です。
自分に合ったペースで関わり、自然体でいることが、ストレスのないコミュニケーションを保つ鍵です。

おわりに

気を付けることいっぱいだよね、でもそれが楽しいんだ。

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
今月も残すところあと1時間切っております。

難産でした。

先月の無言勢のトリセツである程度燃え尽きていましたが、なんとか今月も無事書ききりました。
実際燃えやすい題材の事を書いていますので、かなり気を遣ってはおります。
そこまで気を遣うなら書かなければ良いじゃない、というのはある意味正しいのですが、一点だけその解決方法に異を唱えるなら、全ての人から正しいと言ってもらえるような記事なんてそもそも存在しません。
ある人からは良くやったと言われ、ある人からは駄目だと言われるのが世の常です。
何もしないことは何の問題も解決していないというのと同じことです。
この記事を書きあげるに至って、誰かたった一人でも、たった一瞬でも共感し前を向いてみたいと思えた人がいたら記事を世に出した価値があると考えます。

その他、コミュニケーション関係の記事や、無言勢にフォーカスした記事など執筆していますのでまだ読んでない方がいらっしゃればフォロー&閲覧頂ければ幸いです。

それでは。

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