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2024年ドイツ遠征① -台北乗り継ぎでEUへ-

※1日のことを分けるの面倒くさいので長くなります。

2024年8月7日、夏休みヨーロッパ遠征へ出発です。
前回の記事でも記載いたしましたが、今回はエバー航空10:50羽田発台北経由ウィーン着。(サムネは窓から見えたJAL便ですがw)
昨年の夏休み渡航の際、羽田空港の混雑がひどくセキュリティチェックの列が見た事がないほど大変な事になっていたため、早めのバスで空港へ。
およそ3時間前の到着でしたが流石に夏休み、チェックインはWebで済ませていたものの荷物を預けるだけでも30分近く並んだかと思います。
そして羽田といえば欠かせないつるとんたんの儀。

夏季限定冷麺風のうどん

カウンターの混雑に反しセキュリティチェックは全く待たずにサクサク。
昨年の混雑はアメリカ行き便が集中する時間帯だったのに加え、人員が不足しており検査場ゲートも減らして運用していたそうな…。
銀座の免税店で買った化粧品をピックアップして搭乗、ほぼ定時で出発。

今回は羽田でつるとんたん、台北でしこたま食べるぞ!と意気込んでいたので機内食は軽めにフルーツミールをリクエストしていました。

とってもフルーツ

エバー航空は機内食の内容を21日前から事前に見る事ができるのでいつも特別食をリクエストするか悩む私にはとても良いサービスでした。

台北松山空港へは定刻13:30より15分ほど早く到着。
数えてみたら7度目の台北です。
入国と荷物のピックアップ、両替までサクっとこなし到着ロビーのセブンイレブンへ。
現地交通ICカードへのチャージと飲み物を買います。(お会計時にチャージプリーズ!か、日本語も全然通じます。)

昨年の訪台時に買ったメタモン持参。
こちらはアクキー型ですが、立体形もあります。

台湾の交通IC『悠遊カード(通称ヨヨカ)』は既にカードの形を脱しており、キーホルダー型も非常にポピュラー。
駅の券売機での販売はカード型のみとなりますが、キーホルダータイプはコンビニの店頭で購入可能です。
カード型より割高にはなるけど選べるの楽しい。

そして台湾のコンビニで欠かせないのがこちら。
もう随分前に初めて台湾を訪れた時から大好きな杏仁茶!
つまるところ杏仁豆腐をさらさらの液体にしただけの飲み物なのですが甘すぎず500mlも簡単に飲み干せてしまいます。

台湾では駅構内・電車内での飲食が禁止のため空港内でゆっくりいただく。

荷物の整理と一休みをしたところでインタウンチェックインと荷物の預け入れをすべく電車で台北駅へと向かいます。
一度乗り換えはありますが、通路も広くエスカレーターもあるし移動はとても簡単です。
台北駅の板南線の降り口から空港線の駅まではちょっと歩きますが、標識もわかりやすくこちらも地下街移動で全てエスカレーターありなので難なく。
初めての利用だったので少し遠回りとなってしまいましたが無事到着できました。

Webチェックイン済だったので搭乗券のQRコードを自動預け入れ機でスキャン、発行されたタグをスーツケースに付けて放り込み、控えを受け取るだけ。
簡単!
最後にスーツケースがセキュリティチェックを受ける様子を出口のモニターで確認し、控えのバーコードをモニター下のスキャナへかざせば全て完了です。
スタッフさんもサポートしてくれるので難しい事は何もなく済ませられます。
預け入れが出来るのは出発3時間以上前まで。
他にも預け入れができるのは特定の航空会社のみ、スーツケースのみでボストンバッグなどは不可、などいくらかの規制はあるようですが大変便利で簡単なので是非おすすめしたい。
詳しくは桃園空港の公式も見てね。

スーツケースも無事放り込み、近くのお手洗いで身支度を整えたら側のロッカーへ大きい荷物も預け入れ。
台北地下街のロッカーは結構埋まっている事が多いのですが、こちらはスカスカ。
多分地下街よりも少し割高だったかと思うのですが、それでも日本よりは全然安いし後々拾いやすいのでよし。
支払いはクレジットカードやICカードが使えます。

台湾のロッカーは全て暗証番号式。
ロッカー本体の番号も記載されるので写真も必ず残しましょう。

さて身軽になったので地上へ向かいます。
小腹も空いているので向かうはまずド定番、福州世祖胡椒餅
台北駅向かいの三越すぐ側。(※台北には日本の百貨店も沢山あります)
本当にド定番なのですが、食べ応えがあってこちらもずっと大好きな胡椒餅です。(あとアクセスもいいし)

1個60元。おばちゃんが日本語で『熱いよ!』と言って渡してくれる。

パイ生地とまではいかないが、層になった生地とジューシーなゴロゴロの豚肉、シャキシャキのネギに胡椒と八角の香り…と感想もド定番ですが、シンプル美味しい系の食べ物です。
お店周辺をぶらぶらしながら歩き食べをしておりましたが、やはり真夏の台北は暑い。
昨年の10月にも台北は来ていて異常気象的な暑さだったのですが、その時よりはマシだったかな。
しかし台湾はほとんどの歩道が建物の軒下と言うのですかね、雨や日差しが当たりにくい作りになっているので日本の夏よりは過ごしやすいかな。

この建築様式の名前を知らないので軒下文化と呼んでいる。

胡椒餅を食べきった後はすぐ側のバス停より次の目的地へ。
次は甘いものを食べに行きましょう。
中正区と大安区の境にあるKakigori Toshikikoさんへ。
台湾なのにトシヒコ…?という感じですが、日本のかき氷店で修行をした台湾人オーナーさんのお店で、こちらのタロ芋チーズかき氷が食べてみたく。

モンブラン風。
提供時にチーズを削ってくれます。

台湾のマンゴーが旬の時期ですが、私があまりマンゴーを好まない&タロ芋スイーツが大好きなんですよね。
タロ芋のもったりとした食感と甘さ、チーズのミルキーな香りが美味しい一杯でした。
さて、この時点でぼちぼち17時。
タラタラ過ごしていたら思いの外時間が経つのが早い。
近くの古亭駅から西門駅へ向かい、探し物をしてから中山駅へ。(欲しかったもの見付からず…)

中山駅は18時頃到着、そのまま新光三越へ向かいます。
というのも、かの小籠包の有名店、鼎泰豊チャレンジをするべく。
台北は何度も来ているのですが混雑で面倒になりいつも別のお店へ行ってしまうので台湾で食べたことがなかったのです。
今回限られた時間だからこそチャレンジしてみようと思い。。

店頭で受付をすると1時間半ほどで案内できそうと整理券をいただく。
で、この待ち時間の間に済ませたいと思っていたのが、シャンプー。
行きたかった美容室が予約でいっぱいとの事で焦るも、道すがら美容室を発見。
飛び込みでシャンプーいいですか?と伺うとOK、すぐに支度と施術いただきさっぱり。
私の伝え方の問題で、髪で遊んでくれる台湾シャンプーではなく、普通の洗髪でしたが頭皮マッサージをゴリゴリとやっていただいてとても気持ちよかったです。

店内では猫ちゃんが走っていました。
台北ではナチュラルに猫ちゃんがいるお店がしばしば。

適当に入ったものでお店の名前を場所を失念してしまったのですが(確か郵便局の近く…)、クレジットカードも使えたし、外に日本語の案内もあるので割と安心です。
ガイドに載ってる有名店はクレジット下限が決まっているお店が多くてね。。
どうにか三越へ戻る道中にもまた猫ちゃん。

台北は猫が多い。

鼎泰豊へ戻るともう少し待つとの事で、上のフロアの無印へ。
台湾限定品のポップコーンとゴーフルを購入しました。
ゴーフルは割と普通だったけどポップコーンはすごく美味しかったので次回もっと買お。

無印で買い物を済ませて戻るとちょうどいいタイミングで呼ばれました。
小籠包5個のハーフサイズと青菜炒め、酢辣湯をオーダー。

小籠包ケチらずフルサイズにすりゃよかった。

やはりど定番有名店舗は外れないですね。
食レポができないので美味しかった、としか書けないのが悲しい。。

小籠包を食べ終わる頃にはぼちぼち20時。
フライトは23時45分のため空港でのシャワーのことを考えるとそろそろ移動したいところ。
名残惜しいけど台北駅へ戻り、ロッカーの荷物を拾って桃園空港へ向かいます。
空港線台北駅までの道も覚えたのでサクサクと向かう事ができました。
台北駅から桃園空港まではエアポートライナー快速で30分程度。
荷物のピックアップなどもなくもう少し急ぎたい方はもっとMRTの台北駅と乗り場が近い台湾新幹線に乗ってみるのもアリかもですね、タイミングさえ合えば20分ぐらいは短縮できるかも。

今回は第二ターミナルへ出発の約3時間前に到着できました。
搭乗券もiPhoneでQRコードかざすだけだし、本当に身ひとつで身軽過ぎてちょっと不安になりますがセキュリティチェックとイミグレを抜けてフードコート内にあるシャワーブースへ直行です。

シャンプー類はありますがタオルは無いため要持参。(空港内のコンビニで買えます)
私はすっかり忘れていたのでシャワーブース入り口横にあった飲食店の手洗い場のペーパータオルを数枚拝借。。

シャワールームは2つしかないので30分以上は並んだかと思います。
お湯が出る時間はタイマー式となっており、15分間だったかな。
結構大きなタイマーが設置されているので残り時間が一目でわかるようになっています。
急いで汗、化粧と日焼け止めを落として急いでロングフライト仕様の最低限の身支度をし、お湯タイマーが終わる前に出ることができました。
シャワーブース、脱衣所ともに広くスペースが取ってあり高級感ある空間で、都度清掃の方がチェックとモップをしてから案内いただけるため清潔な状態でシャワールームに入る事ができます。
余談なのですが私が利用している最中、ドアノブを結構な勢いで数度ガチャガチャされたのですが支度を終えてドアを開けた瞬間欧米人カップルが飛び込んで来て、「なんだかなぁ…」という気持ちになってしまいました。
こっちも並ぶの見越して早めに来てるし眉毛も書かずに出たんだけどね。。

とりあえず急ぎ無事ミッションを達成した私ですが、お手洗いでシャワーの際できなかった残りの保湿や眉毛を書いたりと仕上げ。
台北の空港は松山も桃園もお手洗いがとても綺麗だし、メイクブースもしっかりあるのでありがたいです。
靴を脱いで上がれる更衣室もありました。

さて、搭乗時間まで少しぶらぶらしてから搭乗。
ほぼ定刻で出発です。
お楽しみの機内食ですが、今回のフライトでも特別食をリクエスト。
普通の機内食が割と普通の洋食っぽかったので今回は中華風ベジタリアンミール。
台湾素食ってやつですかね。

エリンギの炒め煮的なやつと、上中央は茄子の中華風マリネ、右下はリンゴの寒天。
朝食は野菜ビーフン。上中央は湯葉と糸こんにゃくのおひたし。

台湾料理なので味付けは優しめでしたが、塩っけが足りないとかもなく美味しかったです。
海外の航空会社は国独特の料理が出るのが私は好き。

今回初めて台北経由での渡航となりましたが、しっかり遊んでいい感じの疲労と共にウィーンまで飛べたのでよかったです。爆睡。
台北に行ける!とテンション上がって色々行きたいところを調べたりしたのですが、5~6時間程度ではやはり足りなかった。
しかし食べたいものが食べられたからよかったかな?
早くまた行きたい!
そしてやはり、複数フライトの片方の便が短いとかなり楽。
長時間フライト2回より断然楽ですね。

台湾贔屓の人間なので全てを高評価で書いてしまいましたが、条件が合えば積極的にまたエバー航空さんは利用したいと思いました。
遮光性高めのパイル地アイマスクも配布されているのですよ…ポイント高し。
現在ヨーロッパ便は6都市のみでドイツ語圏はミュンヘンとウィーンのみのようですが、フランクフルト便も出てほしいなぁ…。


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