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≪Sound Travel LOG≫ in 滋賀 ~「雄琴温泉」と「浮御堂」~(2021.04.04)

こんにちはYuriです。
今回はおごと温泉とその周辺、滋賀県大津市での旅記録
その翌日訪れた比叡山延暦寺も併せて、2回にわたってお届けします。

先日リリースしたアンビエント作品はこの滋賀県でのフィールドレコーディング音を使っています。

雄琴温泉

滋賀県おごと温泉は、1200年の昔比叡山の伝教大師、最澄によって開湯されました。地名の「雄琴」は、滋賀県の雄琴神社にも祀られている「大炊神 今雄宿禰命 (おおいのかみ いまおすくねのみこと)」の屋敷から、琴の音が聞こえたことが由来となり、姓の「雄」と「琴」をとって雄琴と呼ばれるようになったと言われています。

おごと温泉は高いアルカリ性単純温泉。お肌が柔らかくなる「美肌の湯」として知られています。
詳しい感想は「おごと温泉 暖灯館きくのや」の項目で詳しく記述しますが、お湯をあがるとお肌つるりんになりました!

今回はこちらに向かう前に、最寄りの「おごと温泉駅」のひとつとなり、「堅田駅」へ寄り道。生まれも育ちも大阪なんですが、実は同じ関西県内なのに滋賀県はあまり訪れたことがありませんでした。(滋賀県のおすすめもぜひ教えて!)ここはせっかくなので、ほかの名所も訪れてみようとまず「浮御堂」を目指します。

浮御堂(満月寺)

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お堂が湖面に浮いているかのように見えることから「浮御堂」とよばれています。琵琶湖がいちばんくびれた部分にある「満月寺」の中にあります。

室町時代に選定された「近江八景」のひとつ「堅田の落雁」として知られています。その美しい情景は松尾芭蕉など多くの俳人に愛されてきました。

正式名称は海門山満月寺。臨済宗大徳寺派(いわゆる禅寺)。創建は平安時代後期とされており、比叡山の僧・源信が湖上の安全と衆生済度を祈願して建立されたとされています。

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堂内には源信自らが刻んだと伝えられる千体の阿弥陀仏が安置されています。ここで長い間、湖上の安全を見守り続けているんですね。

伊豆神社

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祭神は大山祇命(おおやまずみのみこと)。
中世、琵琶湖の水運に絶大な特権をもっていた堅田の総鎮守。
室町時代には堅田大宮と呼ばれ、神社を中心とする地域組織「宮座」も存在していた。

境内には、霊石「幸福を呼ぶ石」があります。昔境内の森の奥、中央に祀られていたものを現在の場所に移したものだそうです。

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「この霊石を摩ると幸福になれる、又恋しい人逢いたい人にその想いが叶うと言い伝えられています。」と立札に書かれていますね。

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この霊石もよーくみるとハートっぽい形です。かわいいですね。
(境内の立札やのぼり類が若干胡散臭さを放っていたのが、ちょっと残念だった。。。笑)
創建は892年(寛平4年)と古く、とても歴史のある由緒正しい神社です。湖上水運に特権をもっていた堅田全域の総鎮守として信仰を集めていたそうです。

道の途中に

駅から浮御堂周辺まではバスもでていますが、初めて降りる駅はせっかくなので歩いて向かいました。

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旅路には桜がたくさんさいていました。琵琶湖の水の恩恵を受けているのか、木が大きく、花も生き生きとしているように感じます。

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道の途中は住宅街。こんなとこで釣りをしている人もちらほら。

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「堅田浜通り商店街」という通りを発見。が、お店らしきものがない・・・というか日曜やから閉まっているのか?

帰り堅田駅の駅前にアルプラザがあって、雨も強まってきたところで避難。ついでに遅めのランチを済ませて雄琴温泉へむかいます。

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「CDプレイヤー」立ち寄ったカフェにて。
CDは音楽だけでなくて、アートワークを楽しんだり、どんな人が関わってCDが作られたのか書いてあったりして、その背景も一緒に楽しむことができるので好きです。以前持っていたプレイヤーが壊れてしまったので今はパソコンで聞いていますが、また新しいもの買おうかな。

おごと温泉 暖灯館きくのや

本日のお宿は「きくのや」さん。

駅からの送迎もお願いして、往復も楽々。気さくな運転手さんとお話しながらお宿へ向かいます。

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到着後ロビーでのショウガ湯。雨で身体が冷えていたのでうれしいですね。

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せっかくなので露天風呂付き客室「桔梗」に泊まることに。蛇口から100%の温泉がでてきます。おーー!!
大浴場も利用したんですが、こちらは少しとろみがあるように感じました。お部屋のお湯はもっとさらっとした温泉水でした。

お湯にはいってすぐ身体もほかほか。お肌もしっとりつるつるになって、温泉パワーを満喫。家の蛇口からも温泉でてほしいなぁ。

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お食事は季節の食材がたっぷり。お肉も野菜もどれもレベルが高めです。

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おもしろかったのはこのモロコというおさかな。琵琶湖の固有種だったそうです。(現在は淡水魚の移植によって、生息域を広めているそう。)
「こうやって七輪に逆立ちにさせて焼いてください。」と中居さんに教えていただきました。おもしろおいしい!

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あとご飯がとってもおいしい。水が豊かな土地はお米がおいしいですよね。
お腹はち切れるかと思うくらいのボリューム。ごちそうさまでした!

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翌朝、毎度のことながらお宿近くをサンプリングに。琵琶湖沿いなので、朝から釣りをしている人や、それをおねだりする猫もいました。

実はこの周辺道路も近く、車通りもそこそこあります。水のゆらぐ音なども録音したかったのですが、やはり生活音にかき消されてしましました。
実際、大浴場へ行くときと朝食の際に部屋の露天風呂でレコーダーを回しっぱなしにしてみました。すると、ここにも車やボートっぽい音や、外や隣の部屋の人の声などもけっこうはいってました。

というわけで、今回はここまで。次回もおたのしみに!!

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Yuri Urano
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