#ゆりあメキシコの思い出(7)
10日間のバスツアーに行った話 DAY4
Chichen Itza(チチェンイツァ)にあるのはピラミッドだけではありません。
本当に行けにをささげていたグランセノーテや、
さまざまな儀式に使われていた場所がたくさん残されています。
まずはグランセノーテです。
雨ごいなど様々な儀式において人の生贄や供物などが捧げられていた、人が浮かぶことのできない神聖な泉です。
投げ入れたものはすべて浮かび上がることなくまっすぐ沈みます。
生贄は泳いで浮いてこないように、縄で縛ったうえにおもりも括り付けられた状態で投げ込まれるように沈んでいったといわれています。
写真を見て、底が見えない飲み込まれそうな雰囲気がわかるでしょうか?
このセノーテ、地下水路でユカタン半島のセノーテのすべてとつながっているという話も。
とはいえ、その全貌は明らかになっていないようです。
この後、旅行中にセノーテで泳ぎました。
また、セノーテの水路を泳いでいくようなツアーもあるそうです。
そして、よくメキシコの遺跡に関する番組でも取り上げられているペロータという儀式の跡地も見ることが出来ます。
複数人で協議を行い、腰やひじ、膝のみで石壁にある数メートルの高さの輪にボールを通す球技を行います。
通すことが出来た勝者が、生贄になるといわれます。
生贄は、戦士としての能力に秀でていたものやこの時代の美人が選ばれていたともいわれます。
「神に捧げるのは上級のもの」ということなのでしょうね。
また、広い遺跡の中を巡る途中途中にお土産手工芸品を売る露店が点在していました。
日本でも見たことあるお猿さんや、映画で出てきそうなキャラクターの人形などがいたりして笑ってしまいました。
そうしてたっぷりとChichen Itza遺跡を満喫し、入り口を出るとマヤ民族に仮装している人々がいました。
ワクワクしていたら、バスガイドさんが写真!といってくれて人質になりそうな私を撮ってくれました。
笑顔の写真ではなく、驚いているような顔の写真は珍しいですよね。
その後、ツアーバスは、次の目的地であるValladolid(バジャドリ)のセノーテに向かいました。
見学だと思っていたら、泳ぐこともできるとは思いにもよらず水着を用意していなかったのでみんなが泳ぐ様をみて、ひんやりとした洞窟の空気を味わいました。
「沈む~!」と小さな子供たちがはしゃいでいたのを覚えています。
この日の夕方、ついにCancún(カンクン)に到着しました。
3日は同じホテルに泊まり、リゾート気分を味わうことが出来ました。
もうすぐ年越しパーティーです。
リゾートレポートはまた次回お伝えします。
ゆりあ
#ゆりあメキシコの思い出 (2023/11/22.2023/12/13.より)