やっぱり。癌が再発しているのかな…
※全文公開。投げ銭スタイルです。
こんにちは。胃癌ブログの管理人Mです。前回の続きを書きます。とうとう名前を呼ばれ、検査の順番がやってきました。ほぼ予定の時間通りです。
CTの検査技師さんを注視し、ガンの再発を探る
検査室に入ると、担当の検査技師さんがやって来ました。どうやら、ベテランっぽい感じの男性で、ボクと同じくらいの年齢か。「こんにちは。宜しくお願いします。」と挨拶を交わした後に質問をされた。「造影剤は今までやったことがありますか?」
ボクは「はい。何十回も…」と答える。すると「そうですか、そうですか(^^)ハハハ…」と、ボクが冗談のつもりで、大げさに言ったものと受け取ったらしい。
ここは大学病院で、ガン専門の特定機能病院ではない。通常の患者さんだと、これほど造影剤のCT検査を受けた人はあり得ないのかも知れませんね…。
だいたい、検査が始まってから検査技師さんの態度が変わるのです。少し前のエコー検査では「いくら探しても胃や脾臓が見つからなくて…。胆嚢がずいぶん下の方にぶら下がっているんですが」と驚かれたこともあった(汗)
今回はまず、造影剤なしでのCT検査が始まった。何度も何度も「息を吸って。止めて下さい」というアナウンスが流れる。
いつもの検査では目をつぶっているのだけれど、今日は検査技師さんの動向を伺っていた。すると一瞬、こちらの方を心配そうに眺めたので目が合ってしまった。その後、何だか慌ただしそうに行ったり来たりしている。胃が無いことに気付き、またビックリしているのか?それとも…。
検査技師さんも、自分の立場・目で見て検査に異常があるのかがおおよそ分かるはずだ。だから今回は注目していたのだけれど、この慌てた動きには少なからず不穏な気持ちにさせられた(汗)
5分~10分ほどしてやっと、通常のCT検査が終わった。しばらくジッとしていると、看護師さんが現れた。検査技師さんが「造影剤は何度も経験している患者さんです」と説明し、寝ながらの姿勢で注射針が刺された。
寝ながら注射されるのはこの病院が初めてで、とにかく痛い(汗)しかも、今回はいつもと違う血管に刺されて痛みは倍増した
(~_~;)
造影剤によるCT検査が始まった。何だかいつもよりも造影剤の量が多いような気がした。一瞬、気持ち悪くなりかけたけど、飲み込んでこらえる。そして検査が終わった。
別室から検査技師さんが戻って来た。すると、なぜか会話口調がタメ口に変わっていた。「分かっていると思うけど、24時間の間は良く水分を取ってね。お疲れ様」これは何を意味するのだろうか?何となく、検査技師さんが緊張しているように感じ取れたが、それを隠そうとしているのか…。
検査を終えてみて、注目した検査技師さんの動向にはこちらがプラスになる材料は得られなかった。胃ガンが見つかった時、検査技師さんに「はぁー。」とため息をつかれた。今回はそんな事はなかったけれど、やっぱりダメなんだろうな…。「胃ガンの再発」という絶望感にかられ、しばらく椅子に座って呆然としてしまいました。
ガン再発の検査結果は来週。どんな気持ちで過ごせば…
造影剤CT検査後の注意書き。とりあえず、今日はこれで終了。会計を済ませたら、ひどいかすみ目。たまらずに院内のドトールに駆け込んだ。
食べられそうなチーズケーキを発見。
「来週に告げられるガン再発の検査結果まで、どんな気持ちで過ごせば良いのだろう…。」
食べながらそんな事を考えたら、何だか悲しくなった。
もうすぐやって来る今年のクリスマス。ボクの命は待ってくれそうもありません。
P.S. 帰宅したら、ドッと疲れが出てずっと寝込んでいました。やっと記事を更新。奇しくも、この記事がボクがブログを始めて9,000記事目でした。削除してしまった記事もあるのだけれど、9,000回目のブログ更新がまさかこのような報告をすることになるなんて…
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