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新環境のスコイアはどうなの?
スコイア予想に反してブーム到来
誰もが新カード発表の後、スコイア=テルは新環境でも弱いであろうと予想していましたが、《シムラス・エプ・フランチェスカパッパ》が思いのほか強く、じわじわと流行りだしています。
コストの下がった《ヴァナダイン》で《待ち伏せ》を生成し、デッキに戻した後で《フランチェスカパッパ》でまとめて《待ち伏せ》をプレイする動きが非常に強力です。
《転生》まで採用すればなんと一手で《待ち伏せ》6枚をプレイする事が可能です。
ここで課題となるのが《待ち伏せ》が手札に生成されるという点ですが、《スノードロップ》を採用する事で即座に《待ち伏せ》をデッキに返す事が出来ます。
また、1ラウンドで引いてしまった《待ち伏せ》は手札にキープしておく事をオススメします。
《ヴァナダイン》で戻すカードはデッキの底に移動するため、デッキに返すカードとして《待ち伏せ》は最適なカードです。
スコイアは1ラウンドを取るためのパワーが不足すると予想されていましたが《予見のオーブ》+《ドル・ブラサンナの囁き手》によるポイントスイングや《死んだふり》を投入する事で1ラウンドでも他勢力と渡り合えるだけのパワーを獲得出来ます。
現時点での各勢力の感触
・北方諸国
返事がない。ただの屍のようだ。
・モンスター
暴れすぎてナーフ済。でも強い。
・シンジケート
懸賞金軸も従来の軸もイケる
・スケリッジ
やはり《メルシーヌ》ことメルちゃんが強い。(個人の感想です)
雨も環境に刺さっている。
・ニルフガード
よりいやらしい動きで戦い方がさらにニルフらしくなった。
ミルやコルグリムは減り環境としてストレスは減っている。
・スコイア=テル
予想に反して強い。ただ動きはテクニカルなため練習が必要。
といった印象です。
グウェントパワークリープが凄いよ問題
大味なポイントをドーンと稼ぐカードが増えており、思考をかきめぐらせ、一進一退の攻防と読み合いを楽しむ本来のグウェントが持つ魅力が薄れていっているという意見をよく見かけるようになりました。
これについては私も同様の意見です。
各勢力全部強くすればいいだろう。という考えなのかもしれませんがその分コントロールがキツくなっていきます。
・ポイントスラムはあからさまにポイントを稼ぎすぎないように。
・エンジンは除去されればコスト以下の働きとなるように。
・コントロールはコスト対効果は低めに。
これはしっかり守りつつ新カードの効果を検討して欲しいですね。
拡張が進むにつれ複雑な効果を持つカードが増えるのは仕方ないですが、《紅血の醜婦》のようなポイントスラムとエンジンを兼ね備えたカードに関しては慎重に導入して欲しいというのが1プレイヤーとしての意見です。