5月半ばのプルメリアの管理
僕の住む大阪南部は、屋外の温度がそろそろ安定して、最低気温が15℃をキープするようになってきました。
もちろん、内陸部や北海道はまだ少し先になるかと思います。
この時期の管理、みなさん意識されてることはありますか❓
今回は押さえるべきポイントを挙げてみます。
まだ根がほとんど無い
この時期、新芽が少しずつ動きはじめてますが、根はほとんどありません。植え替えをしてみると、茶色い古い根がほとんどで白い新しい根はわずかだと分かります。
水やりの役割
なので、この時期の水やりの役割としては、プルメリアが必要な水分補給を目的としたものではなく、土に適度な湿り気を与えてることによって、根を育てることを意識することがポイントとなります。乾く前のギリギリ湿り気がある状態で、プルメリアは根を伸ばしていくのです。
水やりのサイクル
水やりのサイクルですが、土が乾いたら鉢から流れ出るまでたっぷり、の基本を最も意識すべきタイミングとなります。
プルメリアはまだ根が無いのでほとんど吸い上げることが出来ません。当然土が乾くのに時間がかかります。
土が乾いたらたっぷりですが、表面だけではなく鉢の中の方まで乾くのを意識することが大事となります。
流れ出るまでたっぷりの役割
さて、しっかりと土が乾いたタイミングで水やりをするわけですが、根腐れが怖くてためらってちょっとしかあげてないって方、いらっしゃいませんか❓
鉢の底から流れ出るまでたっぷり、の役割についてですが…
*均一な水やり
*酸素を送る
*雑菌を洗い流す
だと考えてます。
このサイクルを意識していけば、プルメリアは1ヵ月ほどで根が張り揃い、水分をしっかり吸い上げるようになります。
その頃には葉が5〜6枚ほど展開してくるので、蒸散による水分が必要になってくるので、土の渇きが早くなってくるので、水やりサイクルは土の渇きとプルメリアの様子、両方を意識する必要が出てきます。
肥料は?
はい、よく聞かれますがまだです…
詳しくはまた解説しますが、この段階での肥料は逆効果となりますのでご注意ください。
今回はこのあたりで…