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リモート転職活動でアメリカ現地採用を得た方法 [1/8 就業可能なビザ取得戦略]

私は2020年9月に日本からリモートでアメリカの現地採用の職を得るための転職活動を始め、12月に転職先に決めた会社からオファーレターを受領することができました。この経緯についてここで共有することで、アメリカで職を得たい方向けに、何かのヒントになれば嬉しいです。

私が取得したビザは婚姻ベースのIR1

アメリカで就業するにあたり、もっとも高いハードルと言われているのが就業可能な滞在資格を取る話です。私の場合、夫が米国市民のため、家族ベースのビザを2018年12月に申請し、2020年9月にIR1ビザを取得、2020年11月に永住権を取得しています。ビザ手続きの詳細タイムラインについては以下をご参照ください。

ご了承頂きたいこと

さて、リモート転職活動の記録に入る前にご了承頂きたいことがあります。雇用ベースのビザ取得についてのノウハウを私は持っていないためお伝えすることはできない事です。アメリカでの就活においては何よりまず就業可能な滞在資格を入手する戦略を立てておくことが大前提です。そして、実際に在米で就業されているプロフェッショナルの方々を見渡すと、統計をとったわけではないので主観ではありますが、多くの方々は駐在員ビザからグリーンカード(=永住権)への切り替え、または米国の大学留学からの雇用ベースのビザ取得、という方が多い印象を受けています。ところが、私は家族ベースで永住権を取得しているため、近年非常にハードルが高くなっているH1bなど雇用ベースのビザの取得の方法に向けた戦略のノウハウは持っていません。

婚姻ベースのビザを狙うのも手

一つ補足すると、賛否両論ありますが、海外で就業したいという希望がある場合、就業したい国の国籍を持っている人をパートナーに選び婚姻ベースのビザを狙う戦略もありだと思っています。アメリカならフィアンセのK、婚姻関係にすでにある場合のCR1、IR1といったビザは飛び道具であると言えます。特にCR1/IR1ビザであれば、ビザ取得後のアメリカ入国と同時に永住権が得られます。米国留学をされる方は卒業までに余裕を持ってパートナーを見つける、または留学をしていなくても、今時は語学パートナーを見つけたり、出会い系などオンラインでパートナーを見つける方も多いかと推測します。雇用ベースのビザ取得狙いであると、そもそもビザ取得が非常に狭き門となっていますし、ビザ取得しても維持が雇用者依存となり、また永住権取得までに何年も要してしまうようです。

次回予告

ビザ取得戦略についての話は以上です。次回は英語コミュニケーションスキルについて、私がどの程度のレベルで、そこに至るまでの準備をどうしたのかについて書いていこうと思います。

[今後の記事リリース予定]
(1. 就業可能なビザ取得戦略 *本記事)
2. 英語でのコミュニケーションスキル
3. レジュメの準備
4. LinkedIn, Glassdoor等の転職SNS活用
5. 人材紹介会社の活用
6. コネ活用
7. 電話・ビデオ面接対策
8. 内定〜ジョブオファーレターにサインするまで

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。ご質問・リクエストなどがありましたらメッセージを頂ければ幸いです。可能な限りお答えしたいと思います。



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