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もう一つの古都ゲント (ベルギー)

ブリュッセル冬旅 ゲント編

人の営み、日常が感じられる街が好きだ。カテドラルなどの大きさをみると、ゲントは明らかに重要な街だったように思う。教会内部もなかなかの見応えだった。

聖バーフ大聖堂

ゲントを歩く

ブルージュに比べ観光地感が薄かったのは、私にとっては好印象だった。それでも古都、見所はしっかりある。ブルージュの帰りに寄ったので少し駆け足気味でまわる。川沿いには古都らしい建物が並んでいるし、歩道の際をトラムが走っていたりと、なんだか楽しくなる。時間があれば、最近人気?のフランドル伯居城もおすすめらしい。

ゲントの鐘楼
ゲント市庁舎
Graffiti Street
落書き対策で設けられた小道
面白い装飾の建築
(鐘楼の近く)
聖ミカエル橋からの眺め
Confiserie Temmerman
ゲント最古のお菓子屋さん

教会の楽しみかた

ヨーロッパやラテンアメリカを旅していると、教会にたくさん出くわす。主要観光スポットには必ずと言っていいほど、〇〇大聖堂や〇〇教会が入っている。ほとんどの人は2つも見れば十分だろう。訪日観光客がno more shrine, no more templeとリクエストするのも納得する。要は、教会や社寺の何かに特別な興味がなければ、だいたい同じに見えてくるからだ。それぞれ、存在する構成要素はほぼ決まっているので多少の違いは誤差の範囲にしかならない。

私もその一人だ。
教会の詳細には興味がない。それでも、誘われるようにふと入ってみようかなと思う時がある。そんな時は祈りの場に失礼がないように静かに入り、まずは一番後ろの席に座る。しばらくじっとしてから、心を鎮めてゆっくり歩き始める。

美しいなと思う場所は、有名無名を問わず、波長があっているところなのだと思っている。少ないながらも今回の旅で中に入った教会で、一番気持ちの良い時間を過ごしたのが、ここ聖バーフ大聖堂だった。

ゲントへの行き方

ブリュッセル中央駅からゲントまではICで約30分。元気があれば、ブルージュからの帰り寄れる。現地2時間程の滞在を見込んでおけば主要スポットはまわれる。
ゲントの難しかったところは、駅から観光エリアへの移動だった。トラムで10分という情報だけで、駅から直接トラム乗り場に行ったのが間違いだった。バス停みたいな小さなホームは複数あり、その辺りの人に聞いても「たぶん…」の答えが多かった。
それもそのはず。ど真ん中まではトラムは行かず、近くを走るので、聞かれた人も適切に答えにくかったのだ。駅構内の観光案内所で聞くのが一番だったと思う。でも、みんな親切に対応してくれて感謝。なお、トラムはタッチレス決済のクレジットカードで支払えるので便利。

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