【News! AIRS-Lab #105】 NHKが「AGI」特集を放映、明日10/23のライブ講義、、AIアートなど
皆様こんにちは、我妻です。
12/13に生成AIの本を出版します。
拙著「生成AIプロンプトエンジニアリング入門」、Amazonで予約が始まりました。
生成AI全般、ChatGPTによるテキスト生成、Midjourneyによる画像生成、生成AIの未来について解説します。
今回も、Udemyコースの書籍化になります。
今回は、明日10/23(月)のライブ講義、今週のAIニュース、制作したAIアート、Udemyコースの一部無料公開などについてお知らせします。
なお、この配信のバックナンバーは、noteの方で公開しています。
AIコミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」、メンバー募集中です。
Transformerを詳しく学ぼう! Section2
明日10/23(月)の21時から、ライブ講義「Transformerを詳しく学ぼう!」 Section2が始まります。
Transformerを詳しく学ぼう! Section2【Live!人工知能 138】
YouTube Liveで配信します。
connpassの方でも参加者を募集しています。
Section2では、Attentionの仕組みについて学びます。
「Transformerを詳しく学ぼう!」は、生成AIのベースとなる技術、「Transformer」について詳しく学ぶ講座です。
Transformerがどのような仕組みで機能しており、生成AIの躍進を支えているのかを掘り下げていきます。
理解を深めるために、本講座ではフレームワークPyTorchを使ってTransformerの実装にもトライします。
Transformerをベースにした大規模言語モデル(LLM)は現在様々な分野で驚異的な性能を発揮し、幅広く活用されています。
特にGPT-3.5やGPT-4が使われているChatGPTは、自然言語を使った対話により自然な文章を生成可能なので、大きな注目を集めています。
LLMは様々なタスクをこなせる汎用性を備えており、これまで人間しかできなかった様々なタスクを任せることが可能になってきています。
本講座では、最初にTransformerの概要を学んだ上で、Attentionの仕組み、埋め込みについて順を追って学んでいきます。
そして、最後にここまでの内容を踏まえてTransformerを組み立てます。
Transformerを詳しく学び、生成AIに対する深い洞察力を身につけましょう。
【今週のAIニュース】
直近のAI関連の話題に、我妻がコメントします。
Twitter(@yuky_az)、およびコミュニティ内での発言をまとめたコンテンツになります。
NHKが、とうとうAGI(汎用人工知能)の特集を放映しました。
AGI後の世界を、意識し始めた人がますます増えているようです。
今後10年は人類文明の大きな転換点になりそうですが、とりあえずそれを知識として知ることが時代に対応するための第一歩になるのでは。
果たして、今ブームの生成AIはそのままAGIへとつながっていくのでしょうか。
それとも、全く別の技術がAGIへの架け橋になるのでしょうか。
まず前提から入ることで出力精度を向上させる「ステップバック・プロンプティング」。
関連領域に関しての知識を出力させることで、その後の出力の精度が向上するようです。
人間と同じように、まずは雑談から入ることでコミュニケーションがうまくいくのかもしれません。
LLMも、突拍子も無い話題は苦手のようです。
「コミュニケーション能力」は、もはや人間のみが対象ではないですね。
GPT-4を使って論文の査読について、米スタンフォード大で検証が行われました。
論文の査読は研究者にかなりの負担をかけるので、AIによる自動化が望まれています。
AIは欠陥の指摘が得意なようで、82.5%の参加者はが人間のフィードバックよりも有益、もしくは同等だと感じたとのこと。
完全にAIのみによる査読はまだ難しいかもしれませんが、それでも負担は大きく低減されそうです。
大阪府が導入したChatGPT搭載のチャットボット「大ちゃんと話す」が、2025年の大阪万博を「残念やけど中止」と回答することがあるようです。
サービス提供者が意図しない回答をすることがあるのが現状のAIチャットボットの問題点ですが、AIが空気を読む能力に欠けている以上仕方がないことなのでしょう。
しかしながら、この空気を読む力の欠如がプラスに働くこともありそうです。
硬直化した組織に、御意見番、あるいは王様に意見する道化師的なポジションとして導入する価値があるのでは。
サム・アルトマンが構想する「AI界のiPhone」の続報です。
スマートフォンと競合するつもりはないとのことですが、どのようなデバイスになるのでしょうか。
インターフェイスは変わらず画面タッチなのか、それとも音声メインになるのか、あるいは一歩進んで筋電位や脳波になるのか、様々な憶測を呼びます。
そもそも現代のスマホの完成度は相当高いのですが、それに匹敵するデバイスは果たして実現可能なのでしょうか。
【今週のAIアート】
以下は、今週制作したAIアートです。
プロンプトの生成にはChatGPTを、画像生成にはMidjourney V5.1を利用しています。
審美眼とプロンプトのセンス、さらに磨いてきたいです。
【Udemy動画の一部無料公開】
Udemyコースの動画の一部は、YouTube上で無料公開されています。
【AI関連動画】
AI関連の情報や、それに対する僕の考えを動画で配信しています。
【書籍】
AI関連の書籍を、これまでに何冊か出版してきました。
現在も、新しいAI関連の書籍を執筆中です。
今週のコンテンツは以上になります。
ご意見、ご感想、ご要望などがありましたら、ぜひ気軽にコメントをください。
AIコミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」、メンバー募集中です。