【News! AIRS-Lab #099】 AIに「教える」ことで学ぶ、明日9/11のライブ講義、AIアートなど
皆様こんにちは、我妻です。
8月末まで執筆が忙しかったのですが、その後夏風邪をきっかけに体調を崩してしまいました。
そのため7月末から長い休みをとっていたのですが、明日からライブ講義を再開します。
今回は、明日9/11(月)のライブ講義、今週のAIニュース、制作したAIアート、Udemyコースの一部無料公開などについてお知らせします。
なお、この配信のバックナンバーは、noteの方で公開しています。
AIコミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」、メンバー募集中です。
「音声」とAIで作文しよう【Whisper+ChatGPT】 Section1
明日9/11(月)の21時から、ライブ講義『「音声」とAIで作文しよう!』 Section1が始まります。
「音声」とAIで作文しよう!【Whisper+ChatGPT】 Section1【Live!人工知能 133】
YouTube Liveで配信します。
connpassの方でも参加者を募集しています。
Section1では、AI音声認識の概要について学びます。
『AIと「音声」で作文しよう!』では、我々が喋る「音声」を元に文章を作る方法を学びます。
文章作成の効率を上げたい方、AIによる音声認識に興味がある方、小説などの創作活動を行いたい方などにおすすめです。
本講座では、OpenAIが提供する「Whisper」と「ChatGPT」を使用します。
Whisperで音声データの文字起こしを行い、ChatGPTで文章を望んだ形に整えます。
これにより、ホワイトカラーの仕事のかなり部分を占める、「作文」の作業が大幅に効率化できます。
本講座では、最初にAI音声認識の概要、Whisperの使い方を学んだ上でChatGPTを導入し文章を様々な形に整えます。
音声を使って、文章を効率的に作成できるようになりましょう。
【今週のAIニュース】
直近のAI関連の話題に、我妻がコメントします。
Twitter(@yuky_az)、およびコミュニティ内での発言をまとめたコンテンツになります。
ChatGPTに「教える」ことで効率的に学習するテクニック。
確かに、教えることは教わることですね。
ただ、ChatGPTは質問に答える方にチューニングされているようで、質問する側にするためにはプロンプトに工夫が必要そうです。
また、ChatGPT側の質問に的確に答えても、感謝されるだけでさらに突っ込んだ質問をしてこないことが多いようです。
意図した動作をさせるための、プロンプトエンジニアリングが大事そうですね。
キノコ専門家が、Amazonに掲載されている「AIが書いたキノコ採りガイド」を買わないよう呼びかけているとのこと。
内容の信頼性が低く、命に関わる危険もあるそうです。
まさに、粗製濫造の極みですね。
このような危険なコンテンツをどのように排除していくのか、プラットフォームの健全性を保つ上で重要な課題かと。
OpenAI DevDayが11月にサンフランシスコで開催されるようです。
初の開発者向けイベントということで、世界中からエンジニアが集まりそうです。
ぜひ日本でも開催してほしいところですが、OpenAIは日本に力を入れているのでいつか開催されるのでは。
オンラインでもライブストリームを視聴可能ですが、現地の熱気をぜひ感じたいところです。
Microsoftから、AIサービス「Copilot」を使ったユーザーによる著作権侵害の訴訟結果を引き受けるという太っ腹の声明が。
ユーザーは生成されたコードが著作権侵害に当たるかどうか分からないので、より安心して使えるようになるのでは。
今後の生成AIサービス提供者には、顧客の訴訟リスクまで巻き取ることが求められるようになるのかもしれません。
ただ、その際は新規サービスを作る敷居が上がってしまうという問題点が生じます。
ChatGPTと共に、「トマト収穫ロボット」を開発した事例。
収穫のためのロボットハンドの設計について、素材の選択や形状、作成方法などについて具体的なアドバイスがあったとのこと。
文章やコード、アートだけではなく、物作りにおいてもAIが優秀なパートナーになりつつあるようです。
もちろんハルシネーションの問題があるので、人間による確認作業は必須ですが。
優秀だけど虚言癖のあるパートナー、今後適用領域が広がっていきそうです。
【今週のAIアート】
以下は、今週制作したAIアートです。
プロンプトの生成にはChatGPTを、画像生成にはMidjourney V5.1を利用しています。
審美眼とプロンプトのセンス、さらに磨いてきたいです。
【AI関連動画】
AI関連の情報や、それに対する僕の考えを動画で配信しています。
【書籍】
AI関連の書籍を、これまでに何冊か出版してきました。
現在も、新しいAI関連の書籍を執筆中です。
今週のコンテンツは以上になります。
ご意見、ご感想、ご要望などがありましたら、ぜひ気軽にコメントをください。
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