【News! AIRS-Lab #118】 人間が羨む美の極致、明日2/5のライブ講義、AIアートなど
皆様こんにちは、我妻です。
今回は、明日2/5(月)のライブ講義、今週のAIニュース、制作したAIアート、Udemyコースの一部無料公開などについてお知らせします。
なお、この配信のバックナンバーは、noteの方で公開しています。
Udemyコース一覧はこちら。
LangChainを学ぼう! Section2
明日2/5(月)の21時から、ライブ講義「LangChainを学ぼう!」 Section2が始まります。
LangChainを学ぼう! Section2 【Live!人工知能 147】
YouTube Liveで配信します。
connpassの方でも参加者を募集しています。
「LangChainを学ぼう!」は、LLM(大規模言語モデル)の利用を強力にサポートするライブラリ「LangChain」の使い方を学ぶ講座です。
LLMを使った独自のアプリを開発したい方におすすめです。
LangChainは様々な機能を有しており、LLMアプリの可能性を広げ、開発を効率的します。
プロンプトの管理と最適化や、外部データを用いて回答の生成などを容易に実現します。
また、OpenAI社のモデルだけではなくGoogle社のPalmやMeta社のLlamaなど、様々なLLMを使い分けることができます。
本講座では、最初にLanChainの概要を学んだ上で、基礎、様々な機能、応用を順を追って学んでいきます。
LangChainを使いこなし、独自のLLMアプリを効率的に開発できるようになりましょう。
【今週のAIニュース】
直近のAI関連の話題に、我妻がコメントします。
Twitter(@yuky_az)、およびコミュニティ内での発言をまとめたコンテンツになります。
Googleが公開した新しい動画生成AI、Geminiのような誇大表現でなければいいのですが...
Google Researchが最近発表した「Lumiere」という新しい動画生成AIが注目を集めています。
このモデルはテキストプロンプトや画像から非常にリアルな動画を生成する能力を持ち、動画生成の分野で重要な課題である多様性と一貫性のあるリアルな動きの生成に取り組んでいます。
既存の動画生成モデルとは一線を画し、Lumiereはシームレスでリアルな視聴体験を提供することに成功しています。
Lumiereの特徴として、Space-Time U-Netアーキテクチャを使用して動画全体を一度に生成する点が挙げられます。
キーフレーム間を合成する従来のモデルと比べ、一貫性のある動画生成が可能となります。
また、Lumiereはテキストや画像などのさまざまな入力から動画を生成できるほか、「Stylized Generation」や「Video Stylization」、「Cinemagraphs」、「Video Inpainting」といった多様な機能を提供しています。
現時点では一般には公開されていませんが、Lumiereのウェブサイトで様々なデモを体験することができます。
1月10日、PCゲーム配信プラットフォームである「Steam」は、生成AI技術を使用したゲームに関する方針を変更しました。
この変更により、生成AI技術を使用するゲームの大部分がリリース可能となり、これまでの禁止に近い状態から大きく方向転換したことが明らかになりました。
Valve社によると、現在Steamには159もの生成AIゲームタイトルが登録されており、その数は急速に増加しています。
Steamは、AI生成コンテンツを「事前生成」と「ライブ生成」の2つに分類し、それぞれについて異なる規制を設けています。
事前生成には、開発者がどのようにAIを利用しているかを明示する必要があり、作成されたコンテンツが違法または権利を侵害していないことを保証する必要があります。
ライブ生成では、ゲーム実行中に作成されるコンテンツが違法なコンテンツを生成しないような対策を取る必要があるとされています。
また、Steam運営元のValveは2023年6月まで、ゲーム開発者がAIで作成したアセットに使用されるすべての知的財産権を保有していることを確認できなければ、そのゲームの配信を許可していませんでした。
しかし、この最新の方針変更により、生成AIの利用がより明確になりました。
一方で、Steamの審査体制はあまり厳格ではないとされており、日々リリースされる多数の新作ゲームに対するチェックは、主に自動的なものに限られていると言われています。
こちら、人外の美の極致に達しているのは人間のモデルも同じなのでは。
AIがスケーブゴートにされてる感が強いです。
AIは人間を模倣しているに過ぎません。
AIが自己肯定感を損なうとのことですが、自己肯定感は他者との比較で得るのものではなく、自分の中で養うべきものかと。
僕はレポートで成績を評価しているのですが、節度を持ってChatGPTを利用するのは有りにしています。
生成AIの使い方にもセンスが問われるので、レポートは画一的にはならず優劣をつけるのは難しいことではありません。
ブラジルのラブラス国立大学の研究者たちは、筆記試験におけるAIチャットツール「ChatGPT」の使用を検証しました。
この研究は、HCI(Human-Computer Interaction)の筆記試験においてChatGPTの利用を許可した経緯と、その影響について分析したものです。
研究チームは、試験中にChatGPTがどのように使用され、その結果が学習プロセスにどのように影響したかを詳細に調査しました。
調査結果によると、ChatGPTの使用は、誤った方向への誘導、不完全な回答、プロンプトの偏見など、いくつかの問題点を明らかにしました。
さらに、ChatGPTが画像処理に時間がかかること、否定的なフィードバックが不足していること、図表を提供しないことなどの問題も指摘されました。
研究チームは、これらの問題を認識し、適切に対処することで、ChatGPTとの相互作用を向上させ、有益な学習体験を実現できると結論づけています。
【今週のAIアート】
以下は、今週制作したAIアートです。
プロンプトの生成にはChatGPTを、画像生成にはMidjourneyを利用しています。
審美眼とプロンプトのセンス、さらに磨いてきたいです。
【書籍】
AI関連の書籍を、これまでに何冊か出版してきました。
Amazonの著書一覧はこちら。
今週のコンテンツは以上になります。
ご意見、ご感想、ご要望などがありましたら、ぜひ気軽にコメントをください。
AIコミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」、メンバー募集中です。