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【News! AIRS-Lab #123】 マルチモーダルAI「Claude 3」の発表、明日3/11のライブ講義、AIアートなど

皆様こんにちは、我妻です。

Claude 3 Opusに自分のAIアート作品を評価してもらいました。 絵の内容を完璧に理解しており、褒めてもらえるのでやる気が出ます。

個人的に、安定と実績のChatGPT、情報の精度のGemini、思考の深さのClaude 3 Opusというイメージを持っています。


今回は、明日3/11(月)のライブ講義、今週のAIニュース、制作したAIアート、Udemyコースの一部無料公開などについてお知らせします。
なお、この配信のバックナンバーは、noteの方で公開しています。

Udemyコース一覧はこちら。


LangChainを学ぼう! Section2

明日3/11(月)の21時から、ライブ講義「LangChainを学ぼう!」 Section2が始まります。
Geminiを詳しく学ぼう! Section2 【Live!人工知能 151】
YouTube Liveで配信します。

connpassの方でも参加者を募集しています。

「Geminiを詳しく学ぼう!」は、Google社が提供するAIモデル「Gemini」(ジェミニ)の使い方を学ぶ講座です。
Googleの最新のAIを扱えるようになりたい方におすすめです。
Geminiはマルチモーダルモデルなので、テキストだけでなく画像や動画、音声も扱うことができます。
数学や物理学などの分野の複雑なタスクに対応可能なだけではなく、様々なプログラミング言語でコードの理解、生成が可能です。
「Gemini Nano」「Gemini Pro」「Gemini Ultra」の3種類のモデルが用意されています。
本講座では、最初にGeminiの概要を学んだ上で、様々な機能、活用を順を追って学んでいきます。
また、OpenAI社のGPT-4と比較した際の得手不得手も解説します。
Geminiを使いこなし、様々なタスクを効率化できるようになりましょう。


【今週のAIニュース】

直近のAI関連の話題に、我妻がコメントします。
Twitter(@yuky_az)、およびコミュニティ内での発言をまとめたコンテンツになります。


Anthropic社が新たに発表した「Claude 3」というマルチモーダルAIは、日本語を含む複数言語に対応しており、GPT-4を上回る性能を持っていることが明らかにされました。

元OpenAIエンジニアによって設立されたこのスタートアップは、以前の「Claude 2」モデルが日本語のAI能力を計測する「Rakuda」ベンチマークでGPT-3.5を上回った実績を持っています。
今回リリースされた「Claude 3」は、コスト効率に優れた「Haiku」、バランスの取れた「Sonnet」、高性能ながら高価な「Opus」の3つのバリアントに分けられています。
各モデルはさまざまなベンチマークで競合他社のスコアと比較され、最上位の「Claude 3 Opus」はすべてのベンチマークで最高得点を獲得しました。
また、写真やグラフなどのビジョン機能に関するベンチマークでも、このモデルはGPT-4Vを上回る成績を示しています。
従来モデルの問題点であった無害なプロンプトの誤拒否や複雑な質問への回答能力も大幅に改善されており、20万トークンまでの長いコンテキストに対する処理能力においては、再現率が99%を超えるほぼ完璧な成果を達成しています。
料金については、最もコスト効率の高い「Haiku」モデルから、高性能ながらも高価な「Opus」モデルまで、使用用途に応じて選択することが可能です。
「Sonnet」と「Opus」モデルは既にClaude APIを通じて提供が開始されており、「Haiku」モデルの提供も近日中に開始される予定です。


SFドラマ『スター・トレック』の船長になりきるようなプロンプトをLLMに入力したところ、数学の問題をより効果的に解くことができたとの報告が。

VMWareの研究者、リック・バトル氏とテジャ・ゴッラプディ氏は、大規模言語モデルでプロンプトを微調整し、小学生レベルの算数問題を解かせるベンチマークテスト「GSM8K」を実行しました。

彼らは、Mistral 7B、Llama 2-13B、Llama 2-70Bといったモデルに60種類の初期プロンプトを入力し、AIによる改善を試みました。
その結果、特に「スター・トレック」の船長になりきるように指示した場合、Llama2-70BモデルがGSM8Kベンチマークテストで高いスコアを記録しました。

この現象の背景には、インターネット上にある『スター・トレック』に関連する情報の豊富さが関係していると考えられています。
しかし、大規模言語モデルの内部プロセスについては、その詳細を完全に理解することはまだできていません。


国会から速記者が消えようとしているんですね。

今後どんどん職業が消えていくことが予想されるので、自分の職業の寿命を予測しておくことも大事なことかと。
完全自動運転がタクシー運転手の職業を奪うのは、いつ頃になるのでしょうか。


「ドラゴンボール」の鳥山明氏が死去とのこと。

現実にドラゴンボールは存在しないので、人類は至宝を失ったことになります。
有名漫画家は短命な方が多いのですが、労働環境の過酷さが一つの原因かと。
AIが彼らの負荷を減らしてくれればいいのですが。
かつては漫画家の不眠自慢が横行していたようですが、そのような時代は終わらせたいものです。
AIによる描画技術の進歩が望まれます。


AIを操る「プロンプトエンジニア」がAIによって駆逐されつつある、との記事。

プロンプトの作成自体にもAIを使用した方が、パフォーマンスが向上するという研究結果があるようです。
でも、そうなれば適切なプロンプトをAIに出力させるためのテクニックが重要になり、結局プロンプトエンジニアリングが次の段階に移行するだけなのでは...とも思えます。
AIを適切に扱うためのスキルは、人間に問題を解決しようとする意思がある限り有用かと。
逆に言えば、それが必要なくなる時代とは....


【今週のAIアート】

以下は、今週制作したAIアートです。
プロンプトの生成にはChatGPTを、画像生成にはMidjourneyを利用しています。

審美眼とプロンプトのセンス、さらに磨いてきたいです。


【Udemy動画の一部無料公開】

Udemyコースの動画の一部は、YouTube上で無料公開されています。


【書籍】

AI関連の書籍を、これまでに何冊か出版してきました。

Amazonの著書一覧はこちら。


今週のコンテンツは以上になります。
ご意見、ご感想、ご要望などがありましたら、ぜひ気軽にコメントをください。


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我妻幸長
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