片付けるとうまくいく
こんばんは。絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者で、小児科医の湯浅正太です。このチャンネルでは、子どもの心に関わる物事を気ままに発信しています。ですから、紅茶でも飲みながら、ゆる〜い気持ちで聴いてもらえればと思っています。
世の中には、周りの物に気を取られてしまう子どもがいますね。誰かがそばを通ったら、そちらを見てしまう。物が散乱していると、目の前の勉強に集中しづらい。そういった子どもがいます。
例えば、注意が散漫になりやすいという子どもの特徴がわかっていながら、周囲に物が散らかった状態で、目の前の課題をやらせようとするのは、ちょっと子どもが気の毒ですね。
その後の展開が予想できます。周りの物に注意が逸れてしまって、課題に集中できないでしょう。しかも、なかなか課題に集中できないから、「課題に集中しなさい!」なんて注意する親御さんの様子も目に浮かびます。
子どもの様子は、周りの大人がちょっと工夫するだけで変わります。ちょっと気がそれやすい子どもの周りは、シンプルが一番ですね。子どもの周りをちょっと片付けてあげるだけで、子どもが課題に取り掛かりやすくなる。親が叱ることもなくなるでしょう。
大人が子どもを理解してあげれば、子どもの行動は変わります。
だいじょうぶ。
まあ、なんとかなりますよ。