子どもの健康食材
https://voicy.jp/channel/2511/588191
こんばんは。絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者で、小児科医のしょーたです。
今日は「子どもの健康食材」というテーマで短くお話ししたいと思います。
あなたは、食事に気を遣っていますか?食事は毎日続けているものですが、その影響って、あまりわからないですよね。でも、毎日の食材って、体を作るための材料でもあるわけです。ですから、食事の質によって、肌や爪、髪の毛の状態が少しずつ変わってきます。
肌や爪、髪の毛というのは、外から見てわかるので変化を確認できますね。でも、栄養の影響を受けているところは、外から見えるところだけではありません。体の中身も同様です。
体の中身って、例えばどんなものがあるでしょう。例えば、脳みそがあります。脳も食事の影響を受けることが知られているんです。人が食事を取らなくなると、体も痩せますけど、脳も痩せていくんです。専門用語で言うと、脳が萎縮すると言います。
栄養によって物事を考える脳が変化すると言うことは、そこで養われる思考力にも影響を与えるということです。ですから、もしも子どもの思考力を育てたいと考えているのであれば、ぜひバランスのいい食事をしっかり摂らせてあげてください。
しかも、親御さんの笑顔とセットでお願いします。それが、僕の考える子どもにとっての健康食材です。
今日は「子どもの健康食材」というテーマでお話ししました。
だいじょうぶ。
まあ、なんとかなりますよ。
湯浅正太
小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医。一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて:https://yukurite.jp/)代表理事。イーズファミリークリニック本八幡 院長。作家。著書に『みんなとおなじくできないよ』(日本図書センター)、『ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ』(メジカルビュー社)がある。