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子どもの質問する力

こんばんは。絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者で、小児科医の湯浅正太です。このチャンネルでは、子どもに関わる物事を気ままに発信しています。ですから、紅茶でも飲みながら、ゆる〜い気持ちで聴いてもらえればと思っています。

今日は、子どもの質問する力、というテーマで短くお話ししたいと思います。

6歳くらいまでの子どもには、「(第二)質問期」あるいは「なぜなぜ期」と俗に言うような時期があります。物事への関心が広がって、どうしてだろうという疑問が次から次へと湧いてくる時期です。

その疑問を解消することで、知ることの喜びを経験する。それは、まさに好奇心の原点とも言える大切な時期です。

子どもは好奇心をもつことで、様々な人生の展開を経験できます。学問に興味をもったり、他人に興味をもつことで、子どもたちの世界が広がっていくのです。

どうやったら電車は動くのだろう?どうやったら宇宙に行けるんだろう?どうやったら相手を笑顔にさせられるんだろう?そんな好奇心や疑問をもつことを楽しめるかは、幼い頃の経験が影響します。

特に子どもたちに経験してもらいたいのは、楽しく疑問を解決していくという経験です。楽しいからには、そこには笑顔があります。子どもの笑顔の反対側には、親の笑顔があるはずです。

ですから、子どもの豊かな経験の場所には、必ず親の笑顔があります。親の笑顔には、親の心のゆとりが欠かせません。

子どもの質問する力を生かしながら、知ることの喜びを経験するために、親の心の余裕を確保すること。社会はそのことを真剣に考えるべきと思います。

今日は、子どもの質問する力、というテーマでお話ししました。

だいじょうぶ、
まあ、なんとかなりますよ。

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