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子どもへの先行投資

こんばんは。絵本「みんなとおなじくできないよ」や「ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ」の作者で、小児科医のしょーたです。

今日は「子どもへの先行投資」というテーマで短くお話ししたいと思います。

あなたは、自分への投資って考えたことはありますか?投資をした後には何らかの発展があるので、とても大切なことと思っています。しかも、投資には最適な時期というものがあります。今の時期に投資するからこそ意味がある、そんな時期があるものです。

それは、子どもも同じですね。それに、子どもの時期は、人生の中でも特に変化できる時期です。子どもに投資することで、必ず変化があるものです。

時々「子どもの頃にピアノを習っていたけど、大人になって何の役に立っているのかわからない」なんて声を聞くことがあります。でも、子どもの頃の経験は、その人の能力に何かしら変化を起こしているものです。その人が気づかない、仕草とか、行動とか、感性などの変化があるものです。

小児科医として、特に子どもに投資してもらいたいものがあります。お金もかからない、時間も使わない、場所も関係ない。そんな投資してもらいたいものがあります。それは、何だと思いますか?

それは、親から子どもへの笑顔です。

笑顔なんて、って思う方もいるかもしれません。でも、親から子どもの笑顔は、子どもの心に強く影響します。それほど、子どもって親の表情に敏感なんです。笑顔であふれる家庭には、子どもの豊かな心が育つ。それは本当にそうだと思います。

それに、笑顔はお金もかからないですし、時間も場所も関係ありません。にも関わらず、子どもへの影響力は絶大なんです。

子どもの心を育てるために、親の笑顔をぜひ投資してください。

今日は「子どもへの先行投資」というテーマでお話ししました。

だいじょうぶ。
まあ、なんとかなりますよ。

湯浅正太
小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医。一般社団法人Yukuri-te(ゆくりて:https://yukurite.jp/)代表理事。イーズファミリークリニック本八幡 院長。作家。著書に『みんなとおなじくできないよ』(日本図書センター)、『ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ』(メジカルビュー社)がある。

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