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夫の仕事の話を久しぶりに聞いた

夫は仕事の話をあまりしない。
家にあまり仕事のことを持ち込みたくないらしい。気持ちはよく分かる。
でも私は夫の話を聞くのが大好きだ。
だから密かにその時を待って、たまに自分から話してくれた時は「特別だ!!」と思って何を放っても話を聞いている。

この間は2人で夜ご飯をキッチンで食べている時に「長なわ跳び大会」の話をしてくれた。
夫は小学生に勤めている。学年で行われた長なわ跳び大会の毎朝の練習から本番までの話を聞いて、ドラマチックで感動した。

そして今日は突然「枕草子」の話だった。
授業で古文に触れる内容があったらしく、
教える前に色々勉強したそうだ。
「春はあけぼの…」意外にもたくさんあって、300編ほどで構成されているらしい。
「何かあれの現代語訳読んでたら、昔も今も思ってる事は変わらないなって思って面白かった」
「え、何たとえば?」
「毛筆をする時に髪が硯に入るのが嫌だとか、つい最近知ったことを、さも前から知ってるかのように振る舞う人は嫌だとか。」

笑ってしまった。そして共感。
授業でもみんなが共感し、楽しんでいたらしい。そして最後は自分の枕草子を書いたそう。

いいな面白そう。私も混ざりたくなった。
夫のおかげで学生の頃より清少納言を身近に感じることができた。

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