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ラン x ローライ写真館④ 30kmの峠走

数十年前のフィルムカメラ、ローライ35Sやローライフレックスを持ってランニングやハイキングする「ラン x ローライ」。普段は時系列などを気にせず思いついたテーマで載せていますが、今回は春に行った足柄の30km峠走で撮った写真です。

上の記事で載せたのは、スマホで撮った写真。ローライ35 Sでの撮影分は、その後フィルムを撮り終えるまで待ってようやく現像に出すことができました。

最初は傾斜が緩やかな舗装路を進んでいきます。

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これは絞り開放で手前の花にピントが来るように撮ったつもり。ローライ35 はファインダーと距離計が連動しておらず、ピントは「目測」で合わせます。なので絞りを開くとなかなか合わせづらいのですが、背景はきれいにボケてくれます。私が使っているのは、シリーズの中でもf値が明るいローライ35Sなので、その効果も幾らかはあるのでしょう。

途中、川向こうに見えるお茶畑。今はもう、収穫されていることでしょう。

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赤い道。

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中盤から、所々で足柄古道と小さな表示の出たところがあります。その脇道に入ると、年季の入っていそうな石畳が。

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そして、足柄峠の先をしばらく進むと見えてくる富士山。ここまで来ると「よく走った〜」という気になります。

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もう少し先まで行ってから引き返すと、往復で30kmです。

ローライ35は、小型軽量なので、こうした長距離走に持っていっても重さがほとんど負担になりません。それに、フィルムカメラの写真は、現像から上がってきたときに一枚ずつをしっかりと見たくなります。そうそう、ここでシャッターを押したなと思い出すこともしばしばです。撮る枚数が限られる分、印象に残りやすいのでしょう。暑さがもう少し和らいだら、また山のロング走に行くつもりです。


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Sampo(山帆)
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