#13 池袋のネカフェ
3月4日、3回目に会う街は、僕の一番詳しい街池袋に決まった。
子供の頃から知るこの街は日本有数の歓楽街だった。いつの頃からかお店も大きく変わり変化の著しい街になっていた。
その中で、乱立するネカフェは一部界隈で男女が何かしらに使っていることも有名だった。
そのため、今回はネカフェで楽しむという事で当日は電車で直接待ち合わせた。
彼女はいつも長文なのだが、こういった時は短文で新鮮だった。そして、ドアが開くとそこにはとても真面目そうなエロとは無縁です、という風貌の彼女が待っていた。
もう電車内でも余裕でイケる様になった彼女を脳イキで興奮の度合いを上げながら、時間は過ぎ遂に池袋に着いた。
ネカフェでは部屋を濡らさない為にペットシーツも持ち込んだが、彼女の反応は想像を超えていた。
彼女を手で刺激すると、予め下に敷いたシーツを飛び越えて吹き上げてきた。
広い個室で声を抑制した中、互いに奉仕を楽しみ、彼女を何度も快楽の絶頂へ導いた。
ネカフェでも楽しんだのが、やはり激しさが足りないので線路向こうにある、ホテル街へ移動した。
ここでも時間めいっぱい使って、彼女がこの日のために持参した購入したばかりの首輪、乳首クリップを使ってたくさん苛めてあげた。
特に首輪は二人でやり取りして、彼女が一番気になったものを専門店から購入する熱の入れようで身につけた姿はとてもキュートだった。
小さい顔に、細い首に整った胸、これからが首輪をとても映えさせていた。
リードを引いて、腰を動かすと彼女はとても満足そうに何度も果てていた。
そして、ネカフェとホテルをハシゴして、すっかり夜になり、二人で初めてバーガーキングへ行った。
この日は途中まで一緒に帰り解散した。
すっかりただの裏アカではなく、二人の主従関係は出来上がっていた。
質問の受け答えもそのまま切り取ったので、文脈なく意味のわからない部分もあるが、そこはご愛嬌。
そして、彼女は精飲が好きだった。
長文DMは彼女の特徴だったが、もっと送ってきて良いんだよということを伝えていた。
この頃の彼女は、仕事を退職する手前で引き継ぎの期間だった。
精神的に弱々しいことも何度もあったから、そんな話をしていた。
そんな話をしながら、次回は3月10日に会うことになった。
第十四話へ続く