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tsuka_joji
#12 主従惚気始まる
3月最初の待ち合わせ前
次回の待ち合わせ予定は、池袋で遊ぶことが決まっていた。
初ネカフェプレイで個室体験をして、ホテルに移動してコスプレしようという話になっていた。
生理中だった彼女が終わるのを待っていたこともあり、やり取りだけの日々が続いていた。
読み返してみると、見事なくらい従者となった彼女の惚気しかなかった。
相性の良さは本当は違うこともある、っていう女性の本音を聞かせてもらった、男性は気をつけましょう。
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声は最大の調教道具になるというのも、改めて彼女から学んだ。
ひとりでする行為では物足りないとよく言っていたが、既にひと月で言い出していた。
![](https://assets.st-note.com/img/1717324001403-PLuDCsAVHQ.jpg?width=1200)
ご主人様と伝えてくる彼女は、ほんとに可愛らしく、その言い方、表情も含めて初めての主従を嬉々としていた。
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そして、山手線のホームで待ち合わせすることにしたのだが、ネカフェのマットを潮で濡らすわけにもいかないと思い、ペットシーツを持参することにした。
彼女が待ち合わせの日、バッグには自分の潮を吸収するためのペットシーツが何枚も入っていることになるのだった。
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この関係になるきっかけは、日常では有り得ない出会いだったから、まさに奇跡的な確率だったと思う。
そして、自分の姿が収められた映像を後で見返すのも、彼女は楽しんでいた。
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そして、3月4日、
主従関係になって初の池袋に向かうのだった。
第十三話へ続く