![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/160374606/rectangle_large_type_2_9493e4d8ac2f00b3ff6171b75ff7ec70.png?width=1200)
Photo by
turara_note___
褒めたら損するなんて思ってない。
褒められないのは納得できないから。
何も知らないで手放しに「いいね」って言えないから。
真実かどうか、主観かどうかもわからないまま、他人が「すごい」と言っているから「すごい」と口に出すのは気が向かない。空気を読むために口先だけ動かすなんてつまんない。
次の瞬間「すごくない」って手のひらを返すスピードについていけない。何が「相応」で何が「傑出」かわからない。だけど、ただ、あなたに向き合ってみたい。
あなたを素敵だと思ったとき、私にそう言わせてほしい。
あなたが素敵だと思うとき、誰かにそう告げてほしい。
過去との比較でもなく、世間との比較でもなく、同世代との比較でもなく、
私との比較でもなく、経験との比較でもなく、普段との比較でもなく、
ただ私の感動を、憧憬を、慕情を、慈愛を、型にはめないでほしい。
タイミングが違う。きっかけが違う。大切なものが違う。それだけ。
突き動かされるものも、揺れ動くものも、誰もが一緒と思わないで。
あなたの、今日の一瞬に、胸を打たれた。
あなたの、今日の一瞬には、感心できなかった。
あなたを知れば知るほどに、好きなところが見える。
どんな相手も、いつか好きになっていく。
私の好みの一面も、好みじゃない一面も見える。
私の感じ方も、考え方も、日々移り変わっていく。
それでも、私はあなたを愛している。
「素敵な人」と結論づけている。
いいなと思ったら応援しよう!
![Fog](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47730377/profile_e2b30bdee4435070fdcc431f844e4a0f.jpg?width=600&crop=1:1,smart)