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川西市の国際交流協会〜識字教育(日本語よみかき教室)

猪名川町国際交流協会と繋がる の出来事から3週間後である今日、

今度は、川西市の国際交流協会に行って参りました。

私:「私は、市の多文化共生に関心があって、何かお手伝いできることがないかと思って、ボランティア登録に来たのですが。あの、経験はないのですが、今月、420時間日本語教育養成講座を修了することになっています。」

国際交流協会 若手職員:「あ、日本語教師ボランティアは、今は、募集しておりません。」

はい、終了

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…となるところでしたが、

すでに私の中で、近隣の自治体に比べても、川西市の多文化共生の取り組みは遅れていると問題意識をもっており、
ちょっとした使命感が膨らんでいましたので、
ここで引き下がることはせず、

私:「あの、川西市の外国籍住民登録者数を見ますと、近年、特にベトナム籍の住民が増えているようなのですが、どういった背景でベトナム籍の方は増えているのでしょうか。

(市の若手職員:よく把握していない様子)

もしも、就労でいらしているのでしたら、働き先の企業で何か支援を受けていらっしゃるのかもしれませんが、何か生活の面ですとか、必要とされている支援は本当にないのでしょうか?こちらの日本語教室は週に1回(2時間)運営されているだけだと把握していますが、私は、必要とされているならば、そちらに出向いても構わないですし、オンラインで日本語の支援をすることもできるかと思うのですが。」

(市の若手職員)「少々、お待ちください。」(2m先にいる上司に聞きに行く。)

(市の若手職員)「あのぅ、そういった事は、現在、市ではしていないんです…。」

私:「そうですか。あの、私は英語、韓国語、中国語が日常会話レベルでならできるのですが、数週間前にお隣の猪名川町の国際交流協会へ行きましたら、通訳ボランティアというものがありまして、入国して間もない人への身の周りの案内ですとか、日本語が不自由なためにすることができない簡単な生活レベルでの支援ということで、ボランティアを募集していましたが、川西市ではそういったニーズはないのでしょうか。」

(市の若手職員)「少々、お待ちください。」(2m先にいる上司に聞きに行く。)

※2m先にいる上司が若手職員に何やら説明している5分ほどの間、待ちぼうける。2m先にいる上司は、私(住民)と関わるつもりはないよう。

(市の若手職員)「あの、一応、お名前と連絡先を伺ってもよろしいですか?」

私:「はい。私は住民として、市の多文化共生づくりに関心がありまして、私にできることは限られているとは思うのですが、できることがありましたらお手伝いさせて頂きたいと思っていますので、ぜひご連絡ください。」

よし!連絡先を残して帰ることができました!!と思ったのも束の間、

15分後。帰路に就く車の中で、折り返しの連絡が。


(市の若手職員)「総合センターで「識字教育として、外国籍住民の方への「読み書き教室」を行っているとのことで、ユンさんのお話をしましたら、ぜひ相談させていただきたいとお返事いただきましたので、そちらの方に連絡してみてください。」

識字教育!!
識字教育を目的とした学習機関があることを初めて知りましたが、
識字教育→日本語読み書き教室という発想は全くありませんでしたので、
探し出すことができなかったのですが、
早速、問い合わせてみますと、

(好印象の識字教育コーディネーターの方):
「現在、ボランティア登録者の方は10名いるのですが、
コロナ前の話ではありますが、来ていた夜間の学習者の数に対してボランティア登録者数が足りていない状況でして、
また、建前上は、一応、川西市の日本語教室(週1「みんなの日本語」で学習)を修了した人が、
こちらの「読み書き教室に来る」という流れになっているのですが、

入国して間もないゼロ初級の方も来ているという現状でして、
日本語だけでの対応だと「読み書き」の学習が難しくなってきている
状態なのです。

主に来られているのは、
ペルー、ブラジル、ベトナム、メキシコ、ロシア、中国の方ですね。

コロナ禍で実際、教室はしばらくお休みにしていたのですが、4月16日から再開することにいたしまして、また、川西市の広報で募集をかけようと思っているのですが、どれくらいの学習者の方が集まるかは分からないのですが、一度、見学に来て下さればと思います。

あと、たいへん申し訳ないのですが、よみかき教室は、市の管轄ではないので、市のボランティアでしたら、交通費ですとか、何かお礼を差し上げることもできるのですが、
全くの実費ボランティアでお願いせざるを得ない状況ですので、たいへん、心苦しいのですが、その点、ご了承して頂かないといけないのです。」


いろいろと課題がありそうですが、
まずは、地元川西市の多文化共生の現場と繋がることができました!!


早速、4月の授業再開日に見学に行くのが楽しみです。

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