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ラジオ読書会します!

2019年はいい本との出会いたくさんがありました。そこからひろがったこともありました。その中でも、この本はもっと読まれてほしいなと思う本です。レイチェル・ギーザ著『ボーイズ 男の子はなぜ「男らしく」育つのか』。こちらのリンクから序文が試し読みできます。

ゆうこの庭ラジオ、ポッドキャストや裏庭でも数回に渡ってお話をしてきたので、また?って思われている方もいらっしゃるかも。すみません。でもそれくらいたくさんの方に読んでいただきたい本です。

この夏、張り切って日英のフェミニズムの本をたくさん読みました。まだまだ勉強不足ではありますが、すこしずつ、自分のフェミニズムについての考えができてきたように思います。この回↓でお話しているみたいに、わたしはフェミニストって怒ってる人なんだって思っていました。そして中途半端なわたしがフェミニストって言ったらさらに怒られるって思っていました。詳しくは聞いてみてください。

でもそんなわたしも、この本はまったく怖がらずに読めました。フェミニストである著者の、息子さんに対する暖かい視点があちこちに感じられることが一番大きな要因だったと思います。読んでいるあいだずっと、アメリカ人の夫や、日本人の父親と弟のことを考えつづけました。「男はつらいよ」ってほんとだったんだ!って何度も思いました。
フェミニズム的視点の「女はつらいよ」の本はたくさんあるし、自分で日々感じることも多い。それゆえにまた新鮮でした。きっと男の人も攻撃されたと感じることなく読むことができるのではと想像しています。

それから性別(セックス)やジェンダーについても新しい視点をくれる本です。トランスジェンダーの子供達のお話を元に、わたしたちはいったい何を根拠に自分のジェンダーを決めているんだろう?という問いかけがあります。(読んでいる時に見た夢がまたおもしろかった。夫の性別がわからなくなったんです。「あれ?この人は男なんだっけ?女なんだっけ?…まぁいいや、この繊細な人が男でも女でもわたしは好きだな。」と思いました。)男性にも女性にもどんな性別の方にも読んでいただきたいけれど、特に自分のジェンダーが固定したものと思っている方におすすめです。

それぞれの発見を持ち寄ってそれをまた広げていきたいなと思っているので、読んでみたよ!って方はぜひ感想をお知らせください。時期などは特に決めていなくって、感想が集まってきた段階で開催したいと思います。まずは序文からどうぞ!この本のいいところが詰まっています。
ご連絡やご質問はツイッター@yukosgardenか、メールgarden(@)yukoweiner.comまで。読書感想文に正解はない!長文でも140文字でも大歓迎です。気軽にわいわいおしゃべりしましょう。

LOVE, Yuko
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Yuko Weiner  ワイナー祐子
zineの制作やその他いろいろな表現、発信のために使わせていただきます。 自由な気持ちでこの世界を楽しんでいます。 ゆうこの庭に遊びにきていただければ嬉しいです!