ちょっと長いけど、もらったプレゼントのこと
この投稿を読んでくださっている方、メリークリスマス!
あなたはどんなクリスマスをお過ごしですか?
今朝、Facebookに過去の投稿が上がってきたんですが、5年前のクリスマスはカンボジアにいて、蛇とかクモとか孵化寸前の卵とか食べていたみたいです。
あの頃はなかなかしんどかったですね…笑。
なんせ自分にしかできないことを仕事にしたい!と仕事を辞めて上京したものの、それがどんな仕事なのかはっきりしていなくて、で、いろいろやってみたものの、全然食べていけなくて、、、とにかく、ガムシャラでしんどかった!
今はコミュニティマネージャーとして、イベントをやったり、コミュニティの会員さんのやりたいことをサポートしたり、素晴らしい考え方・生き方・あり方の専門家の方々をたくさんの方に広めたりと、ワクワクしながら、会員さんに喜んでいただいた時は心を震わせながら仕事をさせていただいています。
それもこれも、しんどくてメソメソしているときにメンタルを支えてくれたコーチの方、そしてビジネスの知識だけでなく自分との向き合い方をサポートしてくれたコンサルの方のおかげです。
お2人がいなかったら、わたしは今頃、どこでどうしているのだろう…というくらい、わたしにとって人生で大っ切な出会いです。
お2人については、もっと詳しく書くとして。
今日は、祖母からのプレゼントについて、です。
祖母が亡くなって、2日後、お通夜が行われました。すっごく不思議なんですが、祖母は亡くなってから時間が経つにつれて、肌の透明感がどんどん出てきて、もともと色白なんですけど、さらに美しい肌になっていきました。
お通夜には祖母にお別れを言うため、たくさんの方が会いに来てくれました。
その中でハッとした瞬間。
昨日書いたように、祖母は食堂を営んでいました。お通夜にはとある常連さんの妹さんが来てくれました。常連さんは病気で先日亡くなったそうで、祖母と同じ日にお通夜だったとか。そんな中、妹さん自身も食堂によく来ていたこともあって、報告がてら来てくださいました。
妹さんは、祖母を見て「ありがとうっけね。わたしが辛い時、ばあばは黙って話を聞いてくれたっけね。ばあば、誰にも言わんもんで、安心して、辛かったことを言えたっけ」というようなことを言っていました。(あ、これ、静岡弁です)
祖母への声かけに感動しながら、このセリフ、どこかで聞いたことがあるなと思いました。
そうだ!と思い出したのは、今年の元旦に読んだ文章でした。友人(友人というよりファミリー)がnoteにわたしのことを「セーフティーネットのような存在なのかもしれない。絶対に否定しない。そして、誰にも言わない」と書いてくれていたんです。(こちら、すごく嬉しかったし、彼女の書く文章が好き!)
仕事でコミュニティーの会員さんの話をまずは聞くことをしていたり、ラジオの制作をがっつりしていた頃、取材で黙って人の話を聞いていたおかげかと思っていましたが、なんと!
「一緒だ!」と思って、わたしの中に祖母がいるような気持ちになって、嬉しくなりました。
これは、祖母からもらった、というより受け継いだというのかな、プレゼントのようなもの。もっともっと大切にしようと思います。
ゆみこねーちゃん、教えてくれてありがとうね。
あとは、とある常連さんが祖母に20年以上ぶりに会いに来てくれた時にもハッとしました。
チャキチャキと働いていた祖母が倒れたことがショックで、ずっとお見舞いに来れなくてごめんね、としばらく泣き続ける常連さんがいました。そんな彼が黙って帰ろうとした時、母は、祖母の横の席から立ち上がって、追いかけて、黙って彼の言葉に耳を傾けて、温かい声をかけていました。
あの立ち上がって彼を追いかけた時の母の姿がなんとも優しくて強かった。
これはイメージなんですけど、弱っている人の背中をさすりながら、温かさで人を包んでいるように感じて、母はやっぱりすごいなと思いました。
たくさんの方との再会があったお通夜。
翌日は、お葬式ではなく、お別れの会を行いました。
そこでもたくさんの素晴らしい時間をいただいたのでした。