2020年11月5日のこと
かぼちゃが美味しい季節になりましたね。
かぼちゃ、好きなんですよね。あのねっとりした甘みが。
先日、かぼちゃを水:醤油:ゆずぽんず=1:1:1で煮たんですが、なかなかのお味でした。
ちなみに、先日、初めて入ったカフェで、かぼちゃの煮物の上に黒胡麻とアーモンドを砕いたものがたっぷりのっていて、それがすっごく美味しくて、今度試してみようと思います。
それで、今日のタイトルなんですが、早いもので、11/5から48日が経ちました。
あっという間でした。
ちょっと唐突なんですが、実は11/5に祖母が亡くなったんです。87歳でした。
すごく寂しいです。寂しいし、まだ信じられないけれど、祖母はお別れの時に、すごっいプレゼントをたくさんくれて、空に還っていったので、なんというか、あの時に感じたことを残していこうと思います。
少しお付き合いいただけると嬉しいです。
祖母は23年前かな、認知症になり、その後、腰の骨を折って、寝たきりで暮らしていました。叔母夫婦と3人暮らしです。
11/5夜
母から何度か着信がありました。折り返すと、祖母の具合が悪くなったとの連絡でした。10月に体調を崩して、喋らなくなった祖母。
今日は、目の動きがおかしいかったようで、母が病院に連絡。わたしにもビデオ通話で連絡をくれました。
スマホの画面に映る祖母の顔。
画面で見るとなんだか、祖母はわたしをしっかり見て、捉えている気がして、驚きました。
コロナでしばらく帰っていなかったので、「久しぶりだね」「会いたいやぁ」「東京で元気にやっているよ」「仕事楽しいよ」と少しばかり語りかけました。
祖母は声は出せませんでしたが、目で何かを伝えようとしてるんじゃないかってくらい、その目に力を感じました。
そんな祖母の顔を見ていたら、普段は電話ではあんまり言わないのですが、この時は「今言わなきゃいけない」という思いで、なんか背中を押されるような気持ちで、「本当にありがとう」「愛してるよ」と伝えました。
あんまり長く電話するのはしんどいかなと思って、電話を切って、30分後。
母から「祖母が亡くなった」との連絡をもらいました。
わたしと妹、孫2人と話すまでは、ベッドの斜め上にある、亡くなった祖父の写真をずっと見ていたそうです。
でも、孫2人との電話では、スマホに映る孫の顔を見つめるように、目線が戻ったそう。
「電話を切った後、息を大きく吐いて、2分後に亡くなったよ」
そう聞いて、すごく深い悲しみと一緒に、気持ちをちゃんと言葉で伝えられて良かったという思いと、話を聞いてくれてありがとうという思いが込み上げてきました。
翌日、祖母やみんなに会いに、1年半ぶりに地元に帰ったのでした。
続く。