楽しいが詰まった36時間⑥
大人が夢を語る会@北杜市。
1日目のハイライトはペンションでのセッション。
コーチから投げられた質問は2日間でいくつあっただろう。1つの質問に対して答えを100個書き出したこともあった、しかも20分間(たしか)で。最初のうちは全然書けなかったけど、手を止めないことを意識したら、1日目の夜には答えがぽんぽん出るようになった。10分で40個だったかな。脳みそから手が生えて勝手にペンを動かしている感覚。書き終わって眺めると意外な答えを見つけたりもした。
そして、驚いた。
生まれる前から愛されていた事に気づいたからだ。
私の母は、体が弱かった。
私を生んだら自分がどうなるかわからなかった。でも私を生んでくれた。
もっと遡ると、18歳までしか生きられないと言われていた。
でもシングルマザーだった祖母と叔母が母を守り、
離れて暮らす祖父もドイツから薬を輸入して母の命を助けてくれた。
母は無事に18歳の誕生日を迎え、私と妹を生み、
58歳の今もピンピンしている。
生むまで生きてくれた母、生むまで生かしてくれた家族。
この世に誕生する前から愛されていた事に気づいた時、体が軽くなって、
上空に飛んで、宇宙から自分を見ているような気分になった。
こんな感覚は生まれて初めてだった。