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町中の橋

 岡山から米子道を使って米子の町に入る時渡るニールセン・ローゼというデザインの赤い橋は佐陀川橋。伯備線の線路近くから車両を撮影する撮り鉄の腕自慢にスポットだ。
 松江から9号線を走って米子の町へと入る時には、中海のきわにかけられた赤い深浦橋を通る。左右にイチョウの木が植えられ、中海の水面の輝きと共になぜかほっとする。旧加茂川が中海に注ぐところを錦江湾といい、二つの天守閣をもった米子城跡はすぐ左手に位置する。
 TVで車のCMで話題になったのは江島大橋、通称ベタ踏み坂といわれる6.1%の急勾配の江島大橋。アクセルを踏みっぱなしにしないと坂を登れない。高さは45メートル。米子空港から車なら簡単に行けるので、他県から見えたお客様を案内すると驚かれる。
 鳥取県境港市と島根県松江市を結ぶ堺水道大橋は709メートルの白い橋。高さが40メートルのアーチ橋。海と半島の山とのコントラストが見事。江島大橋も境水道大橋も悠々と船が通過することが出来る。昼間の時間帯に羽田から飛行機で戻ってくると上空からこれらの橋がくっきりと見ることが出来る。地上で見ればその大きさや高さに圧倒されるが空からだとミニチュアの世界だ。
 松江市内にもたくさん橋が架かっているが、小泉八雲が愛した松江大橋は風情がある。
 

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