不妊治療中のメンタルケア(受精しなかった・・・)
こんにちは。
不妊治療中のメンタルケア、治療中、たくさんの壁、悩みが出てきて、そのたびに試行錯誤しながら乗り越えたというかやり過ごしてきた気がします。
(不妊治療の経緯はこちら)
<不妊治療中の身体づくりについてはこちら>
(食生活編、運動編、サプリ編、鍼灸&漢方編、睡眠編、歯のケア、冷え性改善編)
採卵〜授精・培養の流れ
もっと早く不妊治療を始めればよかったという後悔、採卵できなかったというショックを乗り越え、やっと採卵できたら、次は授精、培養になります。
まず採卵できた卵子が成熟卵か未成熟卵かという壁があり、無事成熟卵であること、また、精子が正常であることが確認できると、ふりかけ法もしくは顕微授精で授精します。(未成熟卵でも授精するクリニックもあるようです!)
私たちは夫の精子の状況から、顕微授精をすすめられ、顕微授精にしました。追加料金がかかりますが(涙)
そして、無事に受精し、分割し、胚盤胞までいくか、祈りながら待つことになります。
分割しなかった・・・
通ったクリニックは授精と培養技術に定評があり、採卵できた卵はすべて受精まで進みました。ありがたかったです。
1人目のときは、新鮮胚移植だったので、分割や胚盤胞を待たずに、採卵から2日後にすぐ移植となりました。
2人目のときは、分割や胚盤胞を待ちました。
この期間、本当に長く感じられ、毎回、メールでの結果通知をどきどきしながら開きました。
残念ながらいくつかの受精卵は成長がストップしてしまいました。
やっと採卵できた卵子なのに、せっかく受精してくれたのに・・・卵子も受精卵も自分の一部のような気がして(実際、自分からつくられたものだし)なんともいえない悲しい思いをしました。
高齢かつ自然周期法のため、1回の採卵で1〜3個しかとれません。その貴重な1つが・・・という思いもありました。
クリニックの見解を聞き納得すること
受精しない原因、分割しない原因には、
などが考えられます。
クリニックの見解を聞いて納得して次に進むことが大事だと思います。
原因とそれにあわせた治療をすすめられることもあるでしょう。
私たちは特に原因を指摘されず、確率の問題と判断しました。自然妊娠でもそうであるように、すべての授精が100%うまくいくわけではないんですよね・・・
良い面をみる
私の場合、採卵できなかったショック、次の着床しなかったショックに比べると、分割しなかったことに対する精神的なダメージはそれほど大きくありませんでした。
成熟卵を採卵できたという喜びが大きかったのと、受精はしてくれたので、希望を持つことができたためです。
無理やりポジティブではなく良い面をみる方法
不妊治療を進めていく中で、無理やりポジティブに考えるのではなく、自然と良い面や感謝することを見つけられるようになりました。
なぜかというと、がっかりするたび、ちゃんと落ち込んで本音を知るようにしたこと、それと、毎日手帳に「その日の感謝」を書いていたことです。
これは不妊治療を始める前からやっていたのですが、手帳にその日感謝できることを1つか2つ、必ず書くようにしていました。今も続けています。
「黄色」と意識して、家の中を見ると黄色が目に入るように、「感謝」を意識してみると、なにかしら感謝することがみつかるようになるものです。
何もない日は、「ごはんがおいしく食べられた!」とか書いています笑
これは日々のメンタルケアにとても良い方法だと思います。
まだまだ不妊治療の壁は続きます。
読んでいただきありがとうございます!