エココンシャスドライバーのつくりかた
先日、近所の自動車教習所に申し込んでみた。
日本で学生のときに取得した免許はまだ有効なのだが、それではこちらで運転できないので(フランス到着後1年以内に免許の切り替え手続きをすればよいのだが、そうすると日本の免許は返納することになって不便だし、うかうかしているうちに1年をとっくに過ぎてしまっているのでどちらにしろ手遅れ)、思い切って教習所の門を叩いた。
でも、日本の教習所のような、コースのある敷地は見当たらない…と思っていたら、最初の路上教習でいきなりパリの街中を走ることになった。仮免許の概念は存在しないらしい。先生の側にもアクセルとブレーキのついた教習車で、先生が「最初はハンドルだけ渡すから」と言ってペダルは踏んでくれていたが、日本で運転経験があることを話すと「じゃぁやってみよう!」とすべて任せてくれた。右側通行なので変な感じだったけれど、オートマチック車でペダルの操作も少なかったので特に慌てることもなく1時間を終えることができた。
筆記の勉強で印象的なのは、教科書の中に「環境に配慮して車を使うための規則」という章があること。約15年前に日本で勉強したときはこんなものはなかったような…。現在は日本の教科書にもこういう章があるのだろうか。
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