苦しむ者からのつまらない話
人は自分のつらかったこと、
困ったことを誰かに相談することがある。
私の所にも時々はそんな話が舞い込むことも。
自分なりではあっても、その話には親身で聞くしそれなりのアドバイスはする。
そしてそのまま忘れるようにしている。
自分が相手にしたことを恩着せがましくしたくないからもあるし、そもそも1日に何十人もの人の話を聞く立場でもある。
相手への思い入れは、気持ちには残さず、記録に残すこととしている。
ていうかその人が苦しかったという事実以外は忘れている。
他者に話すことはない。
フェイクを入れようが、匿名であろうとなんであれ。
私自身はどうしようもなくつらいことや、疾患があり、相談できる人は限られている。
毎日苦しみもがく状況で、人との触れ合い自体は、一種の作業療法にも近い。
瞬時瞬時症状に苦しんでいるためだ。
癒されるかと言われれば、それは相手にもよる、と言うことになるが、誰であれ気持ちは全て遠い人ばかり。
痛いときに痛いと言葉がもれることは誰しあると思うが、
相手との関わりが私にとってどのレベルかとかは関係なく、苦しみはほとばしることはある。
軽い話をしているのだから、今その話をするな、と言われればそうだろう。
理由は色々だろうけど、
人が人に辛さを語るとき、
必ずしもそうしようとして言ってるわけではない。
楽しい話の中でも苦しさの原因に触れ、ひどいトラウマが蘇る瞬間はある。
その時に流れる涙まで否定されるのでは、
誰とも関わることは出来ない。
念のため書いておくなら、
今私に最も親身にしてくれるのは、出会ってほんの2週間程度、話を交わしたのもほんの2〜3回の方。
この方と楽しい会話を交わしたことなど、
ほんの1度もない。
この方に何か私のほうから出来たことすら何もない。
誰かを責めるために書いたのでもなく、誰かが理由で苦しんでいることを伝える意味でもない。
ところで、直接伝えればいいことを、人が見る伝言板に書き散らす人がいる。
それを見た当事者がどれほど苦しむかを計算したのなら、
あなたは十分にインフルエンサーです。
能力の高い
「病魔の感染者、インフルエンサー」