
バイオスフィア
バイオスフィアと言う言葉を聞いたことがある人は多いと思う。
そんなもん知らんと言う人も多いと思う。
閉鎖空間内で全てを内部で還元し、内部の生物がその中でだけ生きていけるようにする試み、実験だったようだ。
100年を目標に開始して
2年でとん挫した。
アノニマスが微妙にキモい。
研究に参加された
奇特な方。
研究の目的から言うと
この人はこのスフィアの中から一歩も外に出られなかったはずだ。
彼女のこの講演はぜひ見て欲しい。
訳も下に出ているが、出来ればオリジナルの音声で聞いてほしい。
私はこの動画で何も語る必要が無くなった。
「井の中の蛙、大海を知らず。されど青天の深さを知る。」
上は以前の投稿では紹介しなかったが、これは
オリジナルからの2次創作のようだ。(少なくとも明治以前くらい前から2次創作というものははあるらしい)
はっきり言って、オリジナルの五言絶句に比べて、ちゃちくさいので、この付け加えは好きではない。
だが、彼女はバイオスフィアという「井戸」の中で「深奥」を知った。
その深奥は決して明るいものではない。
むしろニーチェの語る「深淵」に近い。
それでは、最後にみなさんの大好きなこの言葉で締めくくろう。
「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ」
ニーチェのことは好きでも何でもないが、オリジナルの原著を読むことにした。
読んだらまた紹介する。