卒業論文 締切日の思い出
私の勤務している大学では毎年12/15が卒業論文の締切日となっています。締切時間は午後5時。
当日は何が起こるかわからないし、提出時に文字数等のフォーマット関連の規定に引っかかって修正を迫られると、焦るし、プリンターも取り合いになっていたりするので平常通りのスピード感では動けない、最悪は時間に間に合わずに留年なんてことも…と毎年毎年ゼミ生に繰り返し言っているので、幸い私のゼミからは残留者はまだ出てません。
卒論締切日のとても印象に残っている出来事は入職1年目のこと。
締切の5時になり、提出場所とされていた教室の扉を閉めて鍵をかけ、教員・職員らはひとまず安堵。
と、そのとき……。
ガチャガチャ、ガチャガチャ
誰かがドアノブを回す音が。
ガチャガチャ、ガチャガチャガチャ……
提出しに来た学生なのだろうけれど、開けてあげてももうどうしてあげることもできない。
ガチャガチャガチャガチャガチャ…!!
ひ、ひぃ…。気配を消して見守るしかない教員・職員たち。
ガチャ…………………………。
諦めて去ったようだ…。
このときのドアノブの動き本当にホラーでした😭💦
どうしてあげることもできないんだよう!
教員になって思うけれど、こっちも切ない(涙)
ということで、もしこの記事を見ている大学生や高校生がいたら、卒論の締切はどこの大学も絶対厳守で1秒たりとも遅れは許しませんので、本当に期限を守ってね!
私が大学生だったとき、誰かが閉まってる扉の下の隙間から論文差し出してみたけど、サッと押し返されたとか聞いたなぁ。
全国の卒業論文執筆中のみなさん、頑張ってください!全力でがんばったら、さいご締切前は諦めも肝心(笑)