鯨食問答By myself.
鯨食問答By myself ワタシの場合を自問自答してみた。
Q 鯨を獲って食べるのは残酷なことかな?
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A, 無駄に命をもてあそぶのは残酷かな。
でも、尊敬や畏敬の念を持って自分の糧にするのならそれは残酷と言えないのではないかな。
捕獲する人間も命懸けで捕獲をしているのは船に乗ってよくわかりました。

また、国や地域によって鯨との距離感は違うけれど、日本各地に鯨を供養するお墓(=鯨塚)があって、鯨が命を差し出してくれたことへの感謝と弔いをしてきたのね。それはきっと、鯨は霊性の高い生き物と認めて、人と鯨が霊的な交流をしている意味のようにも思うのです。
Q 鯨を食べる代わりに鶏肉や豚肉を食べていればいいのでは?
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A, 畜産として食肉用に育てらた鳥や動物は、美味しい肉にする目的のために狭い場所で運動をあまりさせない状態で育てていますね。
反して鯨などの野生生物は、その生き物本来が捕獲されるその瞬間まで、自力で知恵と筋肉を使って生きています。
食べるということは、単に栄養素を摂取するだけでなく「命の移し替えの行為」だと思うので
野生の鯨が生きてきた丸ごとのエネルギーは、数値には置き換えられないものではないかと思うのです。
Q,野生動物を殺さずに、野菜や植物だけを食べればいいのでは?
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A, たとえば、バナナや大豆など、私たちにとって安価で栄養価の高いものの代表があります。(私も食べていますが、、)
実は、アマゾンの熱帯雨林を焼き払って畑を作っているというケースもあります。
多くの野生動物や昆虫、微生物が暮らす森が消えるということは、動物や木々の生きる場を奪い、間接的に彼らの命を奪っています。
また、ずっと昔から森の恵みを受けて暮らしてきた先住民も、畑を作るために森を追い出されています。
「野菜や果実、植物は自然に優しい」とは一概には言えないし、鯨を捕獲することが自然に対して人のおごりの行為とも一概に言えない」と思う。
エシカル(倫理的)な見地に立って、これからの海と人と鯨の関係が築けるといいな、と思っています。
@飯田裕子