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Tableau|数値関数
yukoです。次は、数値関数。
本日のVer.は、2022.4です。
数値関数を使う理由
数値関数により、フィールド内のデータ値で計算することが可能になります。数値関数は、数値を含むフィールドでのみ使用することができます。
CEILING / FLOOR
CEILING(number)
数字を、同等またはより大きい値である最も近い整数に丸めます。
FLOOR(number)
数字を、同等またはより小さい値である最も近い整数に丸めます。
※データソースにより、サポート状況が異なります
サポート済:Excel, テキストファイル, Tableau server, Google Analytics
未サポート:Access, Googleスプレッドシート, MySQL, Oracle, PostgreSQL
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CEILING( 1.2) → 2、 FLOOR( 1.2) → 1
CEILING(-0.8) → 0、 FLOOR(-0.8) → -1
ROUND
ROUND(number, [decimals])
・指定された桁数に数値を丸めます
・decimals 引数は、最終結果に含める小数点以下の桁数 (精度) を指定
・decimals を省略した場合、number は最も近い整数に丸められます
ROUND( 数値, [小数点以下桁数] ) なので
ROUND(4.444) → 4 (書式設定なしの表示は、4.000)
ROUND(4.567) → 5 (書式設定なしの表示は、5.000)
ROUND(4.567,1) → 4.6 (書式設定なしの表示は、4.600)
四捨五入で丸められる。
ABS
ABS(number)
・指定された数値の絶対値を返します。
ABS(1.2) → 1.2 (書式設定なしの表示は、1.200)
ABS(-1.2) → 1.2 (書式設定なしの表示は、1.200)
ZN
ZN(expression)
・式が NULL でない場合は式を返し、それ以外は 0 を返します。
・NULL 値の代わりにゼロ値を使用したい時に使用します。
・式(expression)に、文字列は入らない
ZN(NULL) → 0
ZN(1) → 1
参考(公式)
https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/functions_functions_number.htm