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【ワタシの新しい働き方実験】デザインで医療に貢献できること_掛川東病院指定企画 (最終報告)

今年の6月末のキックオフから始まった、新しい働き方LABの研究員活動が11月に終了しました。みなさん同じように感じていると思いますが、多分に漏れずワタシも、あっという間に過ぎた、といった感じです。

まずはどうして“あたLab研究員制度”に参加したか、から、おさらいします。

おさらい

◆実験の目的と背景
会社員を辞めてフリーランスという働き方を選んだので、会社員時代でできたつながりの他にも“新たなつながり”を作りたかった。

そんなときに“新しい働き方Lab”の研究員募集に目が留まりました。

◆検証したいこと
今まで関わったことのない分野で、何ができるのか、できることはあるのか、見つけられるのか、自分はどう対応していくのか、を試してみたかった。また、地域の仕事にも興味があったし、初めて会う人たちとどうコミュニケーションしていけるか?なども改めて試したかった。

自分にとっては半年間といった“期間限定の活動”であることも参加するきっかけになりました。

数ある企画の中から“掛川東病院の”指定企画に参加を希望した理由は、
とにかく自分とは接点のない分野であることと、地域活動をされているということ、参加人数が少なく設定されていたことでした。掛川東病院も知らなければ、掛川市自体も全く知りませんでしたが、環境が離れていても、医療について知識がなくても特に問題はないということで参加させていただくことになりました。

それから私の活動の場は静岡にある“掛川東病院”になり、病院が行っている地域でのイベントや活動を通じて地域医療を知ることになります。

◆活動の概要(オリエン資料より今回の目的)
● 医療介護にふれて、新たな世界を知る
● 病院主催のイベントを通じて医療課題を解決する
・ソーシャルキャピタルを豊かに
・医療従事者不足の解消

第一回目のnoteにも書いたとおり、当初は初めてづくしでどうしたらいいかわからなかったのが正直な感想です。ただ、今回のプロジェクト参加者の一人として受け入れてくれたことで安心感はありましたので、何か少しでも貢献できることはないかと探しました。プロジェクト参加者のほとんどは医療関係者ではなかったのですが、みなさん何か貢献したい、何かやりたい、といった気持ちで集まったメンバーなので何事も前向きで良かったです。合わせて、病院のスタッフの方々も非常に気さくで、以前からの知り合いのように接していただけたのも安心につながりました。

検証してみたこと(やってみたこと)

その ①掛川市に足を運ぶ
半年間で3回、掛川へ行きました。オンライン上でもいいし、できる範囲での参加で構わない、ということを当初院長はおっしゃっていましたが、やはり現地を見ないとわからないことも多々あると思い、大好きな新幹線に乗って訪問しました。東京から90分というのもいい距離に感じました。行きも帰りも“富士山”を間近に感じられるのが毎回楽しみでした。

帰りの新幹線からの“富士山”

その②病院へ行く
これももちろん3回。初めに院内ツアーもあったため病院内にもお邪魔できたので施設の環境もよくわかりました。サザエさんの歌を歌いながら患者さんに接している看護師さんがいたのが印象に残ってます。サザエさんのテーマソングを結婚式に流したとかなんとか話していたような…。明るい看護師さん、いいです。今年で2回目となる、希望の丘マルシェにも参加した際には人の多さに驚き、病院の敷地内であることを忘れそうでした。

他にも、行くたびにいろいろな場所へ案内してくださったため、掛川を少しだけ知ることができたと思います。
地域資源を視察して回るだけでも、さまざまな人が来ることで活用方法などの可能性の広がりに繋がります。病院内だけでなく、地域全体のコミュティーの活性化をすることで人は元気なるのでしょう。なんだか風が吹くと桶屋が儲かる的な?(違うか…)全部繋がってるんだなあと感じます。

掛川市内にある“愛宕下美術館”
この建物の保存にもアイデアが必要。う〜む、小料理屋とか…?

その③メンバー間での意見交換とフォロー
プロジェクトの参加メンバーと病院スタッフ、メンバー全員で、時には個々に連絡しあって、自分の足りないスキルをメンバーでカバーし合いながら、それぞれができることをみんな積極的に行ってきました。だんだん、みなさんのパーソナリティーも垣間見え楽しかったです。

“みんなで作った”ひまわりビール FANNY FARM店頭にて販売中!(11月28日撮影)

最後は“卒業会”と称してメンバーが集まり(オン・オフ)、いままでの活動についてや3年後についてなどを話し合い、こちらもあっという間に時間が過ぎました。院長が朝から煮込んでくれたカレーも美味しくいただきました。

ワタシの3年後は非常に近く間近に迫っている感じなので、“急がねばっ”と妙に焦ってしまいますが、仕事も心も、今よりももう少し安定してゆとりをもっていることを願います。掛川に限らず、これを機にどこかの地域と仕事でつながることも。

“デザインで医療に貢献できること”

デザインという言葉の意味も広いし、医療の意味も広い。でもものは考えよう、接点が全くない、ということでもなさそうなので、今後もデザインの観点から“地域医療”を意識した働き方をしてみようと思います。


プロジェクト参加者たちの靴下(愛宕下美術館よこ建物内にて)
左から、パラレルワーカーRica/ワタシ/いんちょー


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