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#13 私はあなたのブースター(ナレーション)

連休いかがお過ごしでしょうか。

私は今日もブライダルMCでした。

新婦さんが私と同じ歳で(しかも美人)
それに、年下の新郎さんが新婦さんのことが大好きなのがめちゃくちゃ伝わってきて
もうお式の最中に涙で言葉に詰まる司会者・・・(私)

それがエンドロールでまたぶり返して
しかもどのシーンもぜーーーーんぶ新婦さんが弾けるような笑顔・笑顔・笑顔。
隣の新郎さんも負けないくらい幸せいっぱいの笑顔・笑顔・笑顔➕優しくてピュアな眼差し。

司会台で映像を見ながら
(あぁ、新郎さんのこの魅力は、挙式でもこちらが思わず涙ぐむほど感情を動かされるのは、この眼差しなんだ・・・)
(中座エスコートのお母さんも同じ目じゃん!何この優しさの塊みたいな目をした親子!!ピュアさもすごい。鹿児島の人ってみんなこうなの?←きっと違う。知らんけど)
(そのお母さんが諦めていた息子の春を喜んで、その息子は新婦のことめちゃくちゃ愛してるのがその眼差しで伝わってくるのよもーなんなの😭😭😭)
とか考えてたら無理無理無理無理

映像結びに感想をいつも言うのだけれど(ゲストが感じているであろうことの代弁のような形で。でも自分が感じたことをいつもここでは言語化している)
「新婦さんの・・・はじ・けるような・・」ってもう途切れ途切れよ!(どーした司会者w)

その後の花嫁の手紙の前振りなんかすぐできないの。
声にエネルギーを込めようとすると涙が溢れ出そう。むり。

だめだ。
込められない。
気持ちを一旦体から離さないとこれ無理だ。

うぅ。でも感じ切りたい自分もいる。。。

ギリギリで手紙の前振りだけして
その場を離れた。司会台から姿を消した。


それなのに
深呼吸して司会台に戻ると

新婦のお手紙は

4年前に亡くなったお父さんに向けてのメッセージなの。

(あぁ。もう今日はだめだ。)

もういいか。
ゲストみんな泣いてるし。
親族だけだし。
泣いちゃうか。

でも仕事だよ。これは私の仕事。私は司会者。
ここには司会者は私一人。これが私の仕事。
泣くよりも大切な役割がある。

そうして、声にエネルギーを込めず(とても不本意だけれど)
司会者としてその場をやり切りました。やり過ごした、の方が近いかな。
仕事に対してあまり使いたい表現ではないけれど。

そんな連休(連婚)二日目の夜でした。

さて今日は
以前noteに書いた文章をナレ録りして見ました。のスタエフです。

私の声で聴いてみてください🫶


元記事はこちら

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