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心身の変化(2024年5月)

2024年1月に3回目の手術(血管内治療)をして4ヶ月が経とうとしています。
この4ヶ月は大小さまざまな変化がありました。

まず、数回の手術により母指への血流が落ち着いた分、今度は母指丘の膨張が進み、母指を掌側に屈曲できなくなりました。
そのため、ペンが非常に持ちにくくなったのです。
細いボールペンを握ったり、小さな文字を書いたりすることはもうできません。
なので、記入枠が小さい手書きの申込書などを出されたら「すみませんペンを握れないんですー😭」と素直に意思表示しています。

同様に、お箸もきちんと持てなくなりました。
米や豆、とうもろこしなど粒状のものや、コンニャクのような重量感と弾力のある食材をお箸で摘むなど、今の私には高等技術に思えてなりません。
なので、外出時はいざという時のために木製スプーンとフォークを携帯するようになりました。

また、2月頃に突然歯が疼き出し歯医者で診てもらったら、奥歯が割れ歯根が化膿していたことが発覚。
「右手の痛みと闘ってたときにめちゃめちゃ歯を食いしばって割っちゃったんでしょうねぇ…」と歯医者さんから言われる始末。
昨秋から冬にかけて手術による合併症(母指の壊死とか再出血とか)にビクついていましたが、まさか右手の疼痛のおかげで奥歯が割れちゃうなんて、想像もしていませんでした。

自身の心身の変化をキャッチするたびに、以前のような仕事の仕方、振る舞いはもうできないなぁと痛感しています。
それは落胆ではなく、これからも訪れるであろう自分の変化を受け容れ、風に乗るように生きるのを愉しんで生きていこうという、何とも言えぬ不思議な覚悟だったりします。

でも、まだまだ治療は続くのだから、ある程度自分を守る策だけは講じておかないとなぁ。
…と思いまして、指定難病患者として助成を受けることにしたのでした。

<次回につづく🎵>

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