牛の「つの」 2020.12.14
今年は丑年。年賀状を父が書かなくなってもう長くなる。
何か描く切っ掛けにと、妹が
「お父さん来年は丑年だよ。牛、描いたら?」と。
しばらく画用紙を目の前に置いたたま進まない。
どうしたの?と聞くと、
「牛の角がどうだったか思い出させないんだよ、、、。」と。
ipad で探し、徳之島の闘牛が出てきた。
「これ、どう?」と聞くと、
「いいねー。」と嬉しそうに画面を見ながら、筆が進む。
目がよく見えないのに、よく特徴を捉えて描くものだな、、、と感心した。黒と白の絵の具でアクセントも。
「縮小したらよく分かるようにね、色入れるんだよ。レイアウトは任せるから」と。
まだまだ父は頭が働いていて、驚かされた。
大きく描きながら、年賀状サイズにしても牛が映えるように考えていた。