時時雑記(砂糖醤油のこと)
X(Twitter)のトレンドで「砂糖醤油」という文字を見て味の記憶が蘇ってきました。実家のお餅は丸餅で、焼いたお餅を砂糖醤油に浸していました。祖母の家もそうでした。懐かしい。もう何年もそんなふうにして食べてないな。
例年は実家の母が年末に餅つき機で作ったお餅を宅急便で送ってくれていたのですが、今年(昨年末)はいつも餅米を買うところからの入手ができなかったとか。母からお餅を作らないことにしたよとLINEが届きました。
いつも通り美味しいお餅が食べられると期待していたものの、母も高齢だし無理は言えません。それに気に入った餅米が手に入らないからと妥協した材料で作りたくないという気持ちは、素材重視の自分にも理解できます。
というわけで急遽お餅を取り寄せることにしました。
希少な餅米で作ったという山形県庄内の丸餅は、なめらかで弾力と粘り気があり美味しいものでした。でも食べ慣れた母のお餅にはかないません。
我が家ではお雑煮にいれるお餅は焼き網で焼くことが多く、香ばしいし良いのですが、個人的には茹でて柔らかくするほうが好みです。あとは焼いてお醤油をつけておにぎり用の焼き海苔で巻くのが定番です。磯辺巻きですね。
お正月に限らず日常でもイワタニの卓上コンロをテーブルに置いて焼き網をのせ晩酌しながらお餅を焼いて、焼けた順から海苔で巻いて食べます。いい酒肴になり、また締めにもなります。糖質、カロリーは気になるところ。
我が家の猫が居るころは海苔巻餅をお皿に載せたままにしておこうものなら猫が海苔を食べに来るので、焼きたての熱々を間髪入れずに食べるのが不文律でした。今は少し置いてから食べられるけど、それはそれで寂しいです。
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