にしがきゆうこができるまで vol.7
私とWebの話。
マニアックな話になること間違いなし。笑
私とインターネットの出会い
1995年4月に大学生になった私。
この年の夏にはWindows95が発売され、
秋には日本語版が発売開始しました。
それまでパソコンと言えばマニアのおもちゃ(笑)で、
高校時代にそういうのが好きな友人の家へ行った際、
ちょっとだけ見せてもらったことがありましたが、
「???」といった感じで欲しいとも思わず。
ところが、新しいもの好きの母親が、
何を思ったか富士通のFM-Vを買ってきたのです。
また、大学の選択授業でスポーツ理論を取っていたのですが、
その担当教授がまたこういうのが好きだったみたいで、
体育なのにPCを使ったり、レポートをメールで提出させられたり、
ということもありました。
更に、大学生の時に付き合っていた彼氏が、
これまた授業で習ったとかでHTMLの存在を教えてくれました。
そんな風に、インターネットが一気に身の回りにやってきたのです。
Hello, world!
いまだにやるのでしょうか?
昔、HTML習得の第一歩は「Hello, world!」でした。
メモ帳(アプリ)を開き、<html>というタグから始まって、
ごく簡単な<head>を書き、<body>に"Hello, world!"と書く。
当時書いたのは、多分これくらいかな?
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
</head>
<body>
Hello, world!
</body>
</html>
そしてそのファイルを.htmlの拡張子で保存して、ブラウザで開くと
Hello, world!
という文字だけが表示されたのです。
これがね、めちゃくちゃ感動!!!!!
訳のわからんアルファベットを書いたのに、
それが消えて「Hello, world!」という文字だけが表示される。
何コレ?面白い!!
ということでHTMLの虜になってしまったのでした。
インターネット老人会
当時は、フリー素材を配布するサイトが流行っていて、
それを利用して手打ちやNetscape Composer*で
自分のサイトを作っていました。
*Netscape Composerとは:
Netscape Communicatorというインターネットスイートに含まれていたWYSIWYG HTMLエディタ
設置場所は確か、ジオシティーズだったような…。
ジオシティーズとは?→Wikipedia ジオシティーズ
コンテンツは、当時大学で入っていたラグビーサークルのことや
3回生の時にトルコ旅行へ行った後はその旅行記など。
当時のサイトらしくアクセスカウンタなんかも付けていましたね。
ちなみに、インターネット接続はダイヤルアップの時代です。
電話をかけて繋ぐ、みたいなね。
繋ぐときに「ピーヒョロヒョロ」みたいな音がするの。
もちろん、繋いでる間は電話使えません。
ISDNとかテレホーダイとか、知らない人も多いよね。
通常の電話と同じように、時間経過とともに料金が上がるので、
深夜に定額のサービス「テレホーダイ」があり、
その時間を待ってインターネットに接続していました。
Twitterで「#インターネット老人会」と言われる類です。笑
タダで国際電話が掛けられた時代
2000年にアメリカへ8ヶ月、語学留学していたのですが、
当時(今も?)アメリカの市内通話は「1回$〇〇」という料金体系で、
インターネットも一度繋ぐと定額で使い続けることができました。
で、Skypeみたいなサービスで、当時はなんと、
家の電話へ直接掛けられるサービスがあり、
(Skypeだったとばかり思っていましたが、β版のリリースも
2003年らしいので違いました。何使ってたんだろう?)
時々、ホームステイ先のPCを借りてネットに繋ぎ、
そのサービスを使って家に国際電話を掛けていました。
Skypeもクレジット購入で固定電話に掛けることができますが、
そういったクレジット購入も要らなかったことを記憶しています。
マニアックな話は止まりませんので、続きはまた次回。
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