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バングラデシュからのメッセージ

※写真は平時の物で、最近のものではありません。

バングラデシュの知人から、メッセージが数回ありました。
バングラデシュでは3月25日に外出制限措置が取られたとのこと。強制ではないものの、殆ど外に人はおらず、交通機関はほぼ止まっているとの話でした。

日本で非常事態宣言が出るまでの間、何故自由に外出出来るのかをずっと尋ねられていました。
ようやく非常事態宣言が出された翌日、
「ついに日本政府が動いたね。経済よりも命が大事だからね。」
というメッセージが届き、何とも複雑な気持ちになりました。

バングラデシュにとって、日本は最大の支援国で、彼らはとても親日家です。「日本はすごいね、何でもあるね。僕たちは”おしん”が大好きだよ。」(おしんが放送されていて、耐え忍ぶ姿に感動するバングラデシュ人が多いそうです。)と言われる一方、「日本はとても裕福なのに、何故自ら命を絶つ人が多いの?」と尋ねられた事も過去にありました。

そして今回。外出を要請するタイミングの遅さ、その強制力のなさについて沢山質問されました。
特に外出が自由に出来ていた状況は、”日本政府は人命よりビジネスが大事”という風に知人には映ったようでした。
100%完璧な政策など無いのかも知れませんが、今こそ民意に寄り添って欲しいと強く考えさせられました。


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