2023年12月22日、冬至図。この先3ヶ月を読む
2023年12月22日、冬至を迎えます。
冬至は、一年で「もっとも日照時間が短い日」。
ゆえに、もっとも太陽のパワーが弱まる日であり、この日を境に太陽のパワーが強くなっていくことから、「陰極まって陽に転ずる」日と言われています。
また、星読み的には、太陽が射手座から山羊座に入るタイミング。
この瞬間のホロスコープを「冬至図」と呼び、冬至図からは、冬至から春分までの3ヶ月の世の中の動きや雰囲気を読み解くことができます。(※1)
今年の冬至図から、この先3ヶ月を読み解いてみたいと思います。
1. この先3ヶ月のテーマ
こちらが、2023年の冬至図。
この先3ヶ月のテーマは、アセンダント(上記Asc)の位置で読みます。
アセンダントは、牡羊座18度(数え度数19度)。サビアンシンボル(※2)では、「魔法の絨毯」。
これは、新鮮な気持ちで世界を眺め、新しい世界に飛び込んでいくことを意味します。
社会の、そして私たちの物語の新章の始まりの為のはじまり。
まさに、陰極まって陽に転じていく、そんな3ヶ月。
2. 特徴的な星の配置
そして、今年の冬至図で特徴的なのは、1ハウスと9ハウスに星が集中しているところ。
特に、9ハウスには、チャートルーラー(※3)である、火星も滞在。
「思想・宗教・哲学」 といった分野、もしくはこれらをめぐっての熱いやり取り、闘いが繰り広げられることを意味しています。
海外情勢や、国内の裁判事など頭に浮かびますね。この3ヶ月は引き続き・・といったところでしょうか。
3. この3ヶ月で向かうところ
2023年冬至から2024年春分までの3ヶ月間で、向かうところは、MCの位置で読みます。
今年の冬至図のMCは、山羊座11度(数え度数12度)。サビアンシンボルでは、「講義する自然の学徒」。
これは、「自然の法則」というものに価値を見出し、より大きな成果を達成するために、現実的に役立てていくことを意味します。
まさに、陰が極まって陽に転ずる(行くとこまで行くと状況が一転する)、そんな冬至の「自然の法則」。
衝突していたもの、葛藤していたもの、くすぶっていたもの・・が、とことんまで行った先に、私たちが心から願う、世界・社会の希望・未来が見出せる、(願いも込めて)そんなゴールと読んでみます。
4. さいごに・・・
私たちの生活は、社会の、世界の、そして宇宙の縮図。
私たち一人ひとりの集合体で、この社会が、世界が、宇宙ができている、とも。
秋分の記事(※4)にも書きましたが、今私たちは、
「個に目覚め始めた時代」から
「個が共鳴し合い、手を取り合う時代」へ。
来る、風の時代完全移行に向けて、
・一層個人が自立した上で、
・軽やかに、手と手を取り合う準備を!
今、自分に何が必要か?考えるのはこれから・・という人は、しっかり考えていきたいタイミング。
どなたにとっても、この冬至からの3カ月が素晴らしいタイミングとなりますように!
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(※1)春分図からはその年の一年を、夏至図からは夏至~秋分、秋分図からは秋分~冬至、冬至図からは冬至~次の春分までの、世の中の動き・雰囲気を読み解きます。秋分の記事はコチラ。
(※2)サビアンシンボルとは、ある女性詩人のチャネリングをもとに、12星座1度1度の意味を詩文のようなキーワードで表現したもので、のちに、占星術家によって、研究が進められ、体系化したと言われています。
(※3)チャートルーラーとは、その時のホロスコープのキーとなる天体。アセンダント(上記Asc)の位置する星座の支配星(守護星)のことです。各天体は、力を発揮しやすい星座があります。ここでは、Ascが牡羊座、牡羊座の支配星は「火星」となります。
(※4)(※1)にリンクをはりました。
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