2024年6月21日、夏至。この先3ヶ月を読む
2024年6月21日、夏至を迎えます。
夏至とは、北半球ではもっとも一日の昼の時間が長くなる日。
星読み的には、太陽が双子座から蟹座に入るタイミング。
そして、その瞬間のホロスコープを夏至図と呼び、夏至図からは、そこから秋分までの3ヶ月間の世の中の動きや雰囲気を読み解くことができます(※1)。
今年の夏至図から何が読み解けるか、星から読み解いていきたいと思います。
1. この先3ヶ月のテーマ
以下が、2024年の夏至図。
この先3ヶ月のテーマは、アセンダント(上記AC)の位置で読みます。
アセンダントは、蟹座18度(数え度数19度)。
サビアンシンボル(※2)は、「結婚の儀式を遂行する司祭」。
今までの自分には、なかった新しい価値観を認めて、社会の中に自分の居場所を作っていく、そんな度数。
蟹座のキーワードは、「女性性、母性、家族想い」など。
つまり、慣れた考え方に浸らずに、広い視野で物事を見ていくことで、新たに自分の役割を見つけていく、そんな3ヶ月。
2. 特徴的な星の配置
2024年の夏至図において、特徴的な配置なのは、ホロスコープの上半分に星が集中している点、そして、月だけが下半分に位置する、シングルトン(※3)。
ホロスコープの上半分は、「社会に関わっていく」ことを意味するので、まさにこの3ヶ月のテーマと一致します。
ただし、6ハウスでシングルトンの月が、日々の自分の感情を大切にね、と主張しています。
この3ヶ月は、今までの内向き視点を否定して、外へ視野を広げていこう!というものではなく、内向き視点を大事にしたまま、次のステージへ向かうイメージ。
3. さいごに・・
2020年末に突入した、風の時代。
時代を司る天体である、冥王星、天王星の、それぞれ2024年11月本格水瓶座入り、2026年4月双子座入りをもって、完全移行。
環境が目まぐるしく変化する中で、
星読みに興味のある人も、ない人も、時代の転換期の渦中にいることを体感しているのではないでしょうか?
“今までの成功体験では、うまくいかない”
“新しい価値観にアップデートしなければならない”
2020年末から、頭では分かってるんだけど、なかなか心が・・行動が・・ついていかない、そんな人も少なくないはず。
この3ヶ月は、まさにそこにメスが入る移行期。
いよいよ慣れた価値観を大事にしつつ、アップデートさせ、具体に社会での自分の立ち位置を見つけに行こう!
そんなメッセージと受け取りました。
多くの人にとって、この夏至からの3ヶ月が、素晴らしいときとなりますように!
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(※1)春分図からはその年の一年を、夏至図からは夏至~秋分、秋分図からは秋分~冬至、冬至図からは冬至~次の春分までの、世の中の動き・雰囲気を読み解きます。
ちなみに。2024年春分図の記事はコチラです。
(※2)サビアンシンボルとは、ある女性詩人のチャネリングをもとに、12星座1度1度の意味を詩文のようなキーワードで表現したもので、のちに、占星術家によって、研究が進められ、体系化したと言われています。
(※3)シングルトンとは、ホロスコープの中で、一つだけポツンと離れた位置に存在していること。今回の場合、月だけが下半分に位置しています。その他、エレメントが一つだけ仲間はずれ、みたいな時にもシングルトンと呼びます。いずれにしても、ホロスコープ上、キーとなります。
(※4)風の時代関連は、コチラの記事を覗いてみてください。