2024年4月9日、牡羊座新月(皆既日蝕)。心から湧き上がる想いに忠実に!
2024年4月9日、牡羊座で日蝕を伴う新月を迎えます。
日蝕とは、月が太陽の前を横切るために、太陽が月によって覆われ、太陽が欠けて見えたり、あるいは全く見えなくなる現象。
今回、日本では見ることができませんが、メキシコからアメリカの中東部、カナダ東部などでは、皆既日蝕が見られるとのこと。
この天文学的にも、“特別な”牡羊座新月が私たちにどんなことをもたらしてくれるのか、星から読み解いてみたいと思います。
1. 特別な新月の意味
まずは、日蝕がもたらすものを読み解いていきましょう。
毎度のご説明にはなりますが・・
新月は月に一度、次の満月に向けた「種まき」の時とされますが、日蝕を伴う新月は、年に二回ほど。ゆえに、星読み的には、約半年に一度の大きな節目となります。
日蝕のキーワードは、「再生」「生まれ変わり」「リニューアル」「脱皮」。
人生における価値観を大きくゆるがすような出来事に遭遇したり、新しい人生の出発点となるようなタイミング。
今回はドラゴンヘッド側で(※1)起こる日蝕、ということで、“未来に向けて”一つ上のステージへ上がってゆく、そんなイメージです。
2. 牡羊座新月がもたらすもの
そして、今回の新月は、12星座トップバッター、牡羊座で起こる新月。
まさに、「新しい人生の出発点」に相応しい、新月です。
サビアン度数(※2)は、牡羊座の20度。
「冬に鳥に餌をやる少女」。
人間が本能的にもっている優しさ、子供のような純粋な優しさを発揮することを、意味します。
大人になると、どうしても何かしらの思考が働いてしまい、純粋な優しさを引っ込めてしまったり、逆に打算的に考えて、優しさが息を潜めてしまったり・・。
今回の新月は、赤ん坊を象徴する、牡羊座のように、心から湧き上がる、本能的で、純粋な優しさや想いに忠実に行動することが、次のステージの鍵となる、そんなメッセージです。
3. さいごに・・・
今回の新月のタイミングでは、来る4月21日に牡牛座でぴったり重なる、天王星と木星もだいぶ接近しています。
天王星と木星の組み合わせは、「ブレイクスルー」とよく表現されます(※3)。
この牡羊座新月で、自分の心から湧き上がる想い、優しさを、思考に邪魔されずに、どれだけ忠実に行動すると決める(心に忠実に、今は動かないと決めるも、行動のひとつ)かが、
4月21日以降、目の前の課題や困難を打破して、新しく生まれ変わっていけるか、に繋がっていくよ、と星々が優しく教えてくれています♪
邪念を払え(笑)!
純な心で♪
どなたにとっても、この“特別な”牡羊座新月が素敵な節目となりますように!
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(※1)ドラゴンヘッドとドラゴンテイルは、「月の軌道である白道」と「太陽の軌道である黄道」の交差点のこと。天体ではなく、黄道上のポイントです。
(※2)サビアン度数とは、サビアンシンボルの度数のこと。サビアンシンボルとは、ある女性詩人のチャネリングをもとに、12星座1度1度の意味を詩文のようなキーワードで表現したもので、のちに、占星術家によって、研究が進められ、体系化したと言われています。
(※3)2024年4月21日の天王星と木星の重なりについては、また別途記事をアップ予定です。お楽しみに!