「良薬は口に苦し」と言うものの、我慢して飲んだ暁に待っているのは…
今日もいいお天気です。
朝、寒かったのですが、在宅workならぬ在宅studyで、時間調整のしやすい長男とおさんぽしました♬
今度は次男坊が「のどが痛くて、体調が悪い」というので、中学校を休むことに。
だから言ったでしょ?
スキー教室から帰ってきて、疲れてるんだから、お母さんの言うこと聞かないとね!
裸でフラフラしたり、朝からシャワーしたり…
若くても、風邪の治りかけは大事にしないとです。
その後は定例のオンラインセッション。2年前から続いている、お話会のメンバー3人で雑談です。
なんと!わたし、水戸部ゆうこは、第21回DIA日本年会2024プログラム委員を拝受いたしました!
DIA とは、医薬品、医療機器、再生医療製品をはじめとする医療用製品の研究開発、ライフサイクルマネジメントにおけるイノベーションの実現をサポートするために教育活動および規制当局・企業・アカデミア・患者との間の立場を超えた情報交換やディスカッションの場を提供するグローバルな非営利団体です。
お話会のメンバーのおひとりが企画を担当されており、今回のプログラムは革新的なテーマになるとのお話を聞いて、ありがたく関わらせていただくことにいたしました。お話を聞いていると、ワクワクします✨
立場の違う3人が、雑談したアレやコレは感慨深いものばかりだったのですが、その中でも、わたしがお話したイロイロの中で、みなさんにもお伝えしたいことがあります。
それは…
良薬は口に苦しと言われ、小さい頃から、薬を我慢して飲んできたのは、その先に健康な自分が見えていたから…
我慢をのり越えて、元気を取り戻せた経験があるから…
これがわたしたち昭和世代の一般的な経験値だと思います。
ともすると、がんにおける治療はどうでしょうか?
がんは自覚症状もなく、自分のカラダの中で育っていきます。病院へ行くと、手術や抗がん剤の治療が始まります。特に抗がん剤においては風邪薬などとはレベルが違い、経験したことのない副作用が伴います。でも、治ることを目指して、副作用が辛くても、我慢をします。
だけど、結果むなしく、副作用によって、QOLが下がり、体力を失い、体調が急変したり、結果的に亡くなってしまう方もいます。
幼いころから、薬を飲むときに言われたあの言葉。
「お薬を飲めば、よくなるから」
実はこの言葉に苦しめられているのかもしれない…。
長い年月、実験を繰り返し、厚生労働省に承認された薬で治療することは、何よりも安全ですし、とても大事なことですが、果たして、それを使って、その人は本当にしあわせになれるのでしょうか?
わたしのように、進行がんで終末期でも(それを受け入れながら)、社会的に配慮された環境を得て、治療を続けられる人ばかりではないのです。
そんなことを考えていたら、noteが書きたくなりました。
今日はこれからICFについての依頼がきているので、レビューしたいと思います。
ICF:Informed Consent Form
同意文書・説明文書
その治験を平易な言葉で説明したもので、治験実施計画書の内容をわかりやすく書いたもの。被験者候補の方はこれを読み、治験を実施する医師から説明を受けて治験に参加するかどうか決める。
では、今日はこの辺で。
またね✨